テレビはシャープとソニーのどっち?比較してみる!液晶と有機では?

シャープとソニー4Kテレビ・8Kテレビ

テレビを買おうとした時に、「シャープとソニーどっちがいいの?」という点で迷う方も少なくないようです。

テレビはかなり成熟している製品ですので、シャープとソニーのいずれを選んでも大きな問題はありません

つまり、好みで選んで大丈夫です。人それぞれ好みがありますので、どちらを選ぼうと自由です。好きな方を選んだら、アンチの意見は無視しても問題ありません。

それでももう少し両社の違いを詳しく知った上で選びたいという方のみ、以下をご覧いただければと思います。

2022年12月9日時点でおすすめのソニーのテレビは、X90Jシリーズです!

2021年モデルの型落ちですが、上位機種で性能は申し分なく、激安です!在庫限りです!


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テレビはシャープとソニーのどっち?

両社のテレビ事業の最近の歴史

シャープとソニーの両社とも、歴史ある大手のテレビメーカーです。これまでの歴史を少し振り返ります。

ソニーは、かつてのブラウン管テレビの時代に、トリニトロンにより大きなシェアを占めました。そのため、世界的にも有名で高いブランド力を持っています。

しかし、2001年にシャープが大型液晶テレビ「アクオスAQUOS」を発売以降、年々ブラウン管から液晶に置き換わり、薄型テレビの時代になりました。

ブラウン管テレビのシェアが大きかっただけに、この急激な技術の転換に対応するのは簡単なことではなく、長期間のテレビ事業のリストラに取り組まざるを得なくなりました。

シャープは、新たに液晶テレビの時代を切り拓いただけに、日本国内のテレビ市場では圧倒的に大きなシェアを獲得しました。海外でもブラウン管テレビ時代よりは売れましたが、ソニーほどのブランド力はありませんでした。

その後、韓国勢の猛攻に遭い、液晶パネル工場に巨額の投資を続けていたシャープは経営不振となり、台湾の鴻海精密工業の傘下に入ることになります。

日本国内では、かつてはシャープのアクオスが圧倒的なシェアを占めていたこともあり、買い替え時にも馴染みのあるシャープのテレビを買う人が多かったようですが、最近は徐々にシェアが低下しています。テレビ事業と液晶パネル事業の収益も厳しい状況です。

ソニーは、長年のリストラが実を結び、テレビ事業の業績は好調です。テレビ分野ではブランド力が強く、平均販売価格も業界トップレベルです。

このように両社のテレビ事業は、かなり明暗がはっきりしています。

液晶ならばシャープが一番?

大型液晶テレビの分野は、前述のようにシャープが切り拓いたものですので、「液晶のシャープ」のイメージが定着していますし、同社もそれを自負しています。

それでは液晶テレビならばシャープが一番なのでしょうか?

最新の高性能な液晶テレビを見てみると、多くの高度な技術が投入されていることがわかります。

シャープは、自社で巨大な液晶パネル工場を保有し、世界に先駆けて最先端の液晶パネルを開発してきましたので「液晶のシャープ」というブランドイメージを獲得しました。

しかし、液晶パネル以外の最新のテレビで用いられている多くの技術で、必ずしも世界トップレベルの技術を持っているわけではありません

それはシャープに限ったことではなく、業界では水平分業化が進み、主要な部品の多くは中国、台湾、韓国で生産され、各メーカーに供給されています。

特にシャープが力を入れてきた液晶パネルについては、海外勢が猛烈にキャッチアップし、低価格で販売されるようになっています。液晶パネルの技術が成熟し、技術的な差別化が難しくなっているため、自社グループ内に巨大な液晶パネル工場を保有することが必ずしもテレビ事業にとって有利とは言えなくなっています

液晶パネル事業とは、巨額の投資をして大量生産し、それを売り切るということを続けていかなければならないビジネスで、その競争相手が中国企業となり、すでに生産過剰となっているためです。

ソニーは、自社グループ内で液晶パネル工場を持たず、もっとも安い価格を提示したところから必要量を調達すれば良いので、非常に有利です。

ソニーが強い理由は?

ソニーは、前述のように自社グループ内で液晶パネル工場を保有していませんので、安く他社から購入できます。液晶パネル産業は生産過剰で赤字体質なので、買い手が断然有利です。

また液晶パネルにこだわる必要もなく、有機ELテレビが売れると考えれば躊躇なく有機ELテレビを発売することができます。

ソニーは、日本のテレビメーカーの中でも早くから有機ELテレビを発売し、日本の有機ELテレビ市場ではトップシェアです。

それに比べてシャープは、自社グループで液晶パネル工場を保有していること、「液晶のシャープ」というブランドイメージがあることなどによるためか、有機ELテレビはソニーよりもかなり遅く、2020年に発売しました。

当初は、有機ELテレビに「アクオスAQUOS」のブランド名を付けることを許さなかったほどの液晶へこだわりです。

ソニーは、2022年にはQD-OLEDという新しい方式の有機ELテレビを日本で初めて発売しました(A95Kシリーズ)。これは韓国のSamsung Displayから調達したQD-OLEDパネルを搭載しています。


このように柔軟かつ積極的に新しいディスプレイパネルを採用し、新製品を開発し続けているソニーは、技術的にも業界をリードし、ブランド価値をさらに高めています。

実際、有機ELテレビの次の次世代ディスプレイとして期待されているマイクロLEDディスプレイもソニーが世界で初めて開発しましたし、2022年モデルで採用が広がっているミニLEDバックライトの原型となる、多数のLEDを液晶パネル直下に配列するバックライトもソニーが世界に先駆けて開発しています。

そのソニーのバックライト技術が活用されている機種がX95Kシリーズです!2022年モデルから、日本市場でも複数のテレビメーカーからミニLEDバックライト搭載の液晶テレビが発売されていますが、その中でも最高峰の画質です。


ソニーは、どのような方式のテレビでも、もっとも優れた画質を引き出すことにプライドを持っており、必ずしも主要部品を内製化することにこだわっていません。

2021年モデルから搭載されている認知特性プロセッサー「XR」などもそれを象徴する技術と言えるでしょう。

こんなところにソニーの強さを感じますね。

8Kテレビはあまり売れていない?

シャープは、4Kテレビを発売していますが、ライバルメーカー各社が一斉に4Kテレビに力を入れ始めた頃に、「4Kテレビの上の8Kテレビ」に力を入れました。

液晶パネル工場を自社グループ内に持つ強みを活かそうとしたわけで、8K放送のスタートに先行して発売を開始しました。

発売後、急速にコストダウンして価格を下げてきた点は見事ですが、残念ながら期待したほどは売れていないようです。

8Kテレビは65インチ以上のモデルがラインアップされているのは、65インチ以上の大型でないと4Kテレビとの解像度の違いがわかりにくいためです。


当然のことながら、4Kテレビよりも8Kテレビの方が価格が高いです。そもそも日本の住宅事情では65インチ以上の大型テレビの販売台数が少ない上、4Kテレビよりも高くなればやはり売れにくいです。

8Kテレビに注力した分、4Kテレビが手薄になった感があり、これもシェアを減らす一因となっているようです。


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シャープとソニーのテレビの違いは?

ソニーとシャープのテレビ事業について述べましたが、テレビを買うだけならば必ずしもそのような背景を知らなくても大丈夫です。

また具体的な機種の比較をする時には、ほぼ同じグレードの機種同士で比較しないとあまり意味はありません。上位機種の方が画質・機能が優れていて、価格が高いためです。

高画質・高機能な機種を選ぼうとした場合、ソニーの方が少し高い価格と考えて良いでしょう。しかし、完全に同じスペックではなく、いくつかの性能でソニーの方が優れていることもあるためです。

有機ELテレビならどっち?

ソニーの有機ELテレビのフラッグシップは、QD-OLEDパネル搭載のA95Kシリーズなのですが、シャープにはこれと対抗する有機ELテレビが無いので、ある意味ソニーの不戦勝ですね・・・。でも、高いです・・・。


シャープとソニーの有機ELテレビを比較しようとすると、ソニーの2番目のグレードのA80KシリーズとシャープのES1シリーズでしょう。

2022年12月9日時点では、驚くべきことにソニーのXRJ-55A80Kの方が安いです!いずれも有機ELテレビとしてトップレベルの画質です。

シャープとソニーでは、同じ映像を表示させてもかなり色味からして異なります。最近は、派手目の色のソニーの方が人気がありますが、シャープの色味の方が好きならばアクオスがおすすめです。

ソニーは、認知プロセッサー「XR」に力を入れています。これは一目見て映像の感じ方が違います!画質に拘るならば断然おすすめです!



液晶テレビならどっち?

シャープは、アクオスのラインアップの中で有機ELテレビよりも液晶テレビにミニLEDバックライトを組み合わせたXLEDをフラッグシップモデルとしています。

つまり、有機ELテレビよりもXLEDの方が上位モデルですので、これとソニーの液晶テレビを比較したくなりますね。

4KテレビのXLEDは、DP1シリーズです。これと対抗するソニーの液晶テレビは、ミニLEDバックライトを搭載しているX95Kシリーズなのですが、65インチ以上の大型テレビしかなく、価格も高いです。

ミニLEDバックライトのグレードはX95Kの方が上で、その分のコストがかかっていると考えられます。65インチ以上で高画質なものが欲しければおすすめです。



ソニーの2番目のグレードの液晶テレビは、X90Kシリーズです(*品薄なため、以下は50インチです)。価格はソニーの方が安い可能性があります(*2022年10月18日時点)。

ミニLEDバックライトを搭載してはいませんが、直下型LEDバックライトで部分駆動できますので、高コントラストな映像を楽しめます。

認知特性プロセッサー「XR」を搭載していますので、現在のソニーらしい絵作りが楽しめます!断然おすすめです!絵作りについては、ソニーとシャープでかなり違いがあります。好みの問題もありますので、実物を見ることをおすすめします。


地デジを見る人が多いと考えられますが、4K未満のコンテンツをアップコンバートし、倍速駆動などで表示する画像処理においてはソニーの評価は高いです。

またPS5などからの4K/120Hzの入力信号の映像表示についても、ソニーはPS5がソニー製品なので最適化しているとアピールしています。ゲームを表示するテレビとして使用するならばおすすめです!

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