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QD-OLEDは焼き付きは大丈夫?寿命は?OLEDとの違いを解説!ソニーとシャープの価格比較!

QD-OLED4Kテレビ・8Kテレビ

Samsung Displayが開発した最先端のディスプレイパネルであるQD-OLEDパネル。これを搭載したテレビが日本ではソニーから2022年に発売されました。

そして2023年にシャープからもQD-OLEDパネルを搭載したテレビが発売されました。

いずれも有機ELテレビのフラッグシップモデルに位置付けられ、現在販売されているテレビの中では最高画質と考えられています。

QD-OLEDと有機EL(OLED)の違いも気になります。さらにQD-OLEDの焼き付きや寿命についても知りたいですね。

以下に解説します。

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QD-OLEDは焼き付きは大丈夫?寿命は?

QD-OLEDパネルは、最先端の有機ELディスプレイパネルであるだけに、焼き付きなどの耐久性・寿命も気になりますね。それらを説明するために、まず簡単にQD-OLEDパネルの構造について紹介します。

QD-OLEDパネルの構造

QD-OLEDは、青色OLEDパネルの前面側の赤色と緑色のサブピクセルの位置に、青色光を吸収してそれぞれ赤色光と緑色光を放出する量子ドットを配置する構造となっています。

これは韓国Samsung Displayが開発し、日本ではソニーとシャープが供給を受け、大型テレビとして販売しています。

同じSamsung Displayが開発したスマホ用の有機ELパネルの場合、蒸着により赤色・緑色・青色(RGB)のサブピクセルに有機化合物の発光材料を塗布しています。この工程でFine Metal Mask (FMM)というサブピクセルの位置に微小な開口部があるマスクを使用します。

しかし、大型テレビでは、FMMの温度膨張などにより、同様な方法でRGBサブピクセルの塗り分けが難しくなり、開発が中止されました。

そして多大な研究開発努力により生み出されたのが、このQD-OLEDです。この構造ならば、青色のみのOLEDパネルを作製し、その全面に量子ドットを印刷していけばよいため、従来の課題を回避することができました。

QD-OLEDの焼き付きは大丈夫なのか?

QD-OLEDは、従来の有機EL(OLED)と同様に、焼き付きのリスクがあります。例えば、ソニーのA95Kの取扱説明書にも、焼き付きが発生することがあり、それは故障ではないと記載されています。

もちろんソニーに限らず、現状のQD-OLEDパネルを搭載した製品であれば、焼き付きのリスクはあります。

焼き付きは、特定の画素部分の明るさなどが他の画素よりも暗くなる現象で、その部分の発光材料が劣化することにより発生します。

QD-OLEDは、前述のような構造であるため、青色OLEDパネルの特定の画素の劣化と、前面に配置された赤色と緑色の量子ドットの劣化のリスクがあります。

量子ドットのみが劣化した画素は、青色光から赤色あるいは緑色に変換する機能が損なわれ、青色光が漏れてくるようになると考えられ、該当画素の色が青色方向にずれる可能性があります。

これを焼き付きと言ってよいのかよくわかりません。つまり、そのような可能性があるというだけで、実際のそのような事例が注目される段階に至っていないため、呼称も定まっていません。

製品として発売する前に、通常の耐久試験はクリアしているはずですし、ピクセルシフトなどの焼き付きを防ぐための機能が搭載されていますので、通常の使い方であればすぐに焼き付く可能性は低いと考えられます。

販売台数が増えるほど、いろいろな使われ方をします。多くのユーザーの実使用環境下でどのぐらいの頻度で焼き付きが起こるのかについては、まだ販売が始まってそれほど時間が経っていない機種ですので、メーカーとしても修理対応をしながらこれからデータを蓄積する段階でしょう。

QD-OLEDの寿命は?

焼き付きは、画面内の特定の画素が周囲の画素に比べて暗くなるなどする現象を指します。寿命は、通常は画面全体の明るさが初期に比べてある程度以下に暗くなるまでの使用時間で表されることが多いです。

ブラウン管のテレビも使い続けると、徐々に画面が暗くなり、色の鮮やかさが失われていきました。これはブラウン管内の蛍光体の劣化が原因の1つです。

QD-OLEDの場合、青色OLEDパネルの寿命と量子ドットの寿命がパネルの寿命に影響するはずですが、それぞれの寿命あるいはパネル寿命について公式発表を確認できていません。

OLEDパネルについては、従来のOLEDパネルと同程度の寿命と考えて良いかもしれません。その場合、約3万時間とされていますので、通常の使い方をするならば十分な耐久性はあると考えてよいでしょう。


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QD-OLEDテレビの比較

2023年12月19日時点で、日本国内ではソニーとシャープからQD-OLEDテレビが発売されています!これらについて紹介します!

QD-OLEDテレビ!ソニーブラビアA95K

日本で始めて発売されたQD-OLEDパネルを搭載したテレビが、ソニー(SONY)のA95Kシリーズで、2022年に登場しました。


ソニーが誇る有機ELテレビのラインアップの中でフラッグシップモデルと位置付けされているのがこのA95Kシリーズです。

それだけに有機ELテレビとしての画質・機能は、最高峰です。

従来のカラーフィルター方式の有機ELテレビと比べて、広色域・高輝度が実現されています。

色域というと2次元の色度図上で、表示可能な色の範囲を領域で示したものがよく用いられます。ところが、より正確な話としては、この領域もディスプレイの輝度(明るさ)で変化してしまいます。

ほとんどのメーカーの説明では、おそらくその製品でもっとも色域が広くなる輝度でのデータを記載しているでしょう。

特に高輝度での色域がQD-OLEDの方が従来の有機ELよりも優れています。そのため光輝く、色鮮やかな映像ほど、QD-OLEDの方が美しく表示される傾向があります。

残念なのは、2023年の最新のQD-OLEDパネルを搭載したテレビA95Lシリーズが、米国では発売されていますが、日本では発売されず、2023年12月20日時点でもA95Kが最新機種として販売されていることです。

それでもソニーの有機ELテレビのフラッグシップですので、トップレベルの画質・機能であることは間違いありません。むしろ価格が下がってお買い得感がありますね!

特にソニーが力を入れている認知特性プロセッサー「XR」については、効果抜群です!いろんな映像を自然な美しさで描き出します!

QD-OLEDテレビ!シャープAQUOS QD-OLED FS1

ソニーに続いて日本でシャープが、2023年にQD-OLEDパネルを搭載した有機ELテレビAQUOS QD-OLED FS1を発売しました。

シャープのFS1の強みは、何と言っても最新の第2世代QD-OLEDパネルが搭載されていることです。ディスプレイパネルそのものが新しくなっているので、ソニーのA95Kに比べてその点では有利です。


シャープ AQUOS QD-OLED 4T-C65FS1 [65インチ] JAN 4974019386102 ※沖縄・離島・他一部のエリアは配送不可

最新のQD-OLEDパネルを搭載することで、強烈に色鮮やかな有機ELテレビに仕上がっています。

しかし、価格面では1年前に発売されたソニーのA95Kの方がかなり安くなっています。

有機ELテレビの映り込み対策についてこちらの記事で紹介しています。

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