4Kテレビには倍速機能がいらない?それとも必要か?デメリットは?液晶・有機ELについて解説!

倍速機能4Kテレビ・8Kテレビ

4Kの液晶テレビと有機ELテレビの価格がかなり下がりましたので、新しいテレビを買いたくなりますね!

機種を比較すると、上位機種には倍速機能が付いていて、ある程度以下の価格の機種には倍速機能が付いていないことがわかります。要するに倍速機能が無くてもよければ安い機種を選ぶことができるのですが、購入後に後悔しないでしょうか?

予算的に可能であれば、倍速機能付の機種をオススメします。ただし、家電量販店などで倍速機能無しの機種の表示映像を見て、特に気にならないようでしたら倍速機能無しでも構わないでしょう。

スポーツや映画など、ある程度画面をしっかり見るような使い方をするならば、4Kテレビ程度の画面サイズでは倍速機能の効果が実感できることが多いです。画面が大きくなるほど、画面を注視するほど、動画の残像感が認識しやすくなるからです。

倍速機能のあり・なしで価格差があるのですが、テレビの新型は発売後に価格が下がっていきますので、十分に価格が下がったタイミングならば倍速機能ありの機種でもかなり安く買えます!

2022年8月12日時点で、おすすめの倍速機能付4K液晶テレビはソニーのXRJ-50X90Jです!

以下に解説します。

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4Kテレビに倍速機能がいらない?それとも必要か?

テレビの倍速機能とは?

4Kテレビの上位機種に搭載されている倍速機能は、毎秒60コマの映像の間に新しい映像を追加し、毎秒120コマの映像を表示する機能です。

地デジなどの通常のテレビ放送では、テレビに表示する時に毎秒60コマの映像を表示します。パラパラ漫画のように、少しずつ異なる静止画を切り替えていくことで動画に見えるわけです。

したがって、毎秒のコマ数が少なくなるほど、カクカクしたぎこちない動画になり、コマ数が多くなるほどスムーズな動画になることは、感覚的に理解できるでしょう。

それではどれぐらいのコマ数になれば、自然なスムーズな動きに見えるでしょうか?ディスプレイ分野の研究によると、毎秒240コマ以上になるとスムーズに見えて、それ以上コマ数を増やしても差がわからなくなるそうです。

実際、過去に毎秒240コマの表示機能がある4倍速テレビが販売されたことがありましたが、現在は販売されてなく、ほとんどが毎秒120コマまでです(*ゲーム用モニターには毎秒144コマ以上のものがあります)。

なぜなら毎秒120コマならば、ほとんどの人がテレビを視聴する時にかなり自然に見えるためです。つまり、かなり動きの速い映像を、視力の良い人が注意して画面をよく見てなんとか毎秒120コマと毎秒240コマの差がわかるレベルの差ということです。

ちなみにテレビの場合、毎秒60コマの表示性能を「60Hz」と表し、これを「リフレッシュレート60Hz」などと言うことが多いです。そして、60Hzが標準ですので、2倍の120Hzのことを「倍速」、「リフレッシュレート120Hz」で表示できる機能のことを「倍速機能」などと呼んでいます。

リフレッシュレートは、映像信号を受け取って表示する側のコマを切り替えるスピードです。フレームレートは、映像信号を出力する側のスピードを意味します。出力する機器と表示する機器を話題にしている際に、それほど厳格にする必要が無い場合はどちらか一方のみを用いていることもあるようです。

現時点で最高レベルの動画表示特性を持つテレビの1つが、こちらのソニーの4K有機ELテレビA80Jシリーズです!


テレビの倍速機能は不要?必要性を確認する

これからテレビを買う時に倍速機能が必要なのかどうかをどのように判断すれば良いでしょうか?

もっとも基本的でおすすめなのは、家電量販店のテレビ売り場で、販売員に説明してもらいながら自分の目で確かめて見るという方法です。テレビの映像は目で見るものですので、やはり自分の目で見るという方法が確実です。

その結果、「倍速機能なし」の機種の映像でも特に不満はなく、動画も不自然に感じないようであれば「倍速機能は不要」と判断しても良いでしょう。

反対に「倍速機能あり」の機種の映像の方が良いと感じたならば、少々高くても「倍速機能あり」の機種をオススメします。

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液晶テレビと有機ELテレビの倍速機能ありモデルがおすすめ!

最近は大型のテレビの価格が下がり、売れています。特に4Kテレビは、ほとんどが43インチ以上です。一般に画面が大きくなるほど、倍速機能などの高画質化機能の優劣の差が目立ちやすくなります。

液晶テレビには倍速機能が必要か?

テレビの動画がパラパラ漫画のように静止画を切り替えていくものであること、リフレッシュレートが高くなるほどスムーズな動画表示になることを前述しました。

液晶テレビの場合、動画表示を難しくするもう一つの特性があります。それは液晶分子の応答速度です。

パラパラ漫画の場合、すで描かれた絵をパラパラめくっていくわけですが、液晶テレビの場合は、各画素に電圧を印加し、その画素の液晶分子を動かします。このプロセスで電圧を印加してから所定の位置まで液晶分子が動く時に少々時間がかかってしまいます。これが液晶テレビの残像感に関係します。

そのため液晶分子の応答速度を高めるオーバードライブという技術やバックライトを高速で点滅させる技術などが導入され、かなり改善してきています。そのためいろいろな機能が搭載されている上位機種の方がよりスムーズな動画表示性能ということになります。

そのような機種を選ぶと結果として「倍速機能付」ということになるでしょう。いずれにしても、リフレッシュレートが速い方が、残像感も少なくなります。液晶テレビならば、やはり倍速機能のある機種を選びたいです。

有機ELテレビには倍速機能が必要か?

有機ELテレビは、各画素に電流を流して発光させます。電流を流して発光するまでの時間はほとんど無視できるほど短く、ほぼ同時と考えて良いでしょう。したがって、前述のよう液晶分子の動きのようなことは考える必要はなく、「有機ELは応答速度が速い」と言われることが多いです。

これは間違っていないのですが、動画表示特性という点では、前述のフレームレートの影響は依然としてあります。つまり、パラパラ漫画のように瞬時に静止画を表示できるとしても、毎秒のコマ数が少なければカクカクした動きになってしまうわけです。

したがって、応答速度が速いと言われる有機ELテレビでも、滑らかな動画表示をするには倍速機能は必要です。

実は、有機ELテレビの場合、倍速機能の必要性について悩む必要はほぼありません。現時点では、有機ELテレビは各社のラインナップの中で液晶テレビよりも上位機種の位置づけとなっていることがほとんどで、基本的には倍速機能が付いているためです。


つまり、有機ELテレビを買う場合は、念のため倍速機能が付いていることを確認するだけで十分でしょう。

テレビの倍速機能のデメリットは?

テレビの画質・性能という観点から言えば、倍速機能が搭載されている方が良く、デメリットは無いと考えて良いでしょう。

倍速機能を搭載することによるもっとも大きなデメリットは、価格が高くなることです。したがって、実際にテレビを見てみて、倍速機能が無くても気にならないという場合は、価格面でのデメリットが気になります。

高価になると言っても、どのぐらいの価格差なのかについて、実際に好みのメーカーのラインナップで比較してみるとよいでしょう。

2022年モデルでは、徐々に倍速機能のコストダウンが進んでいるためか、中級機種でも倍速機能と量子ドットを搭載している機種があります。TCLのC735シリーズです!


テレビの倍速機能はゲームではオフにする!倍速パネル&HDMI2.1対応!

前述のようなテレビの倍速機能は、テレビの遅延を大きくするため、高速応答が求められるゲームをする時にはオフにすると良いでしょう。

また4Kテレビの上位機種には、倍速機能以外にも映像を高画質化する機能が複数搭載されていることが多く、これらの機能もテレビの遅延を大きくする原因となります。

そのため、最近はPS5やXboxなどを接続してゲームの映像信号をテレビに入力すると、自動的に「ゲームモード」に切り替わり、遅延を小さくする機能があるテレビが発売されています。

またテレビのスペックの説明に「HDMI2.1」および「4K・120Hz」などの記載が目立ちます。これはPS5やXboxなどの最新のゲームをテレビに接続して楽しむ人が増えており、これらのゲーム機への対応を示すためというのが1つの理由です。

つまり、PS5などではゲーム機本体としてはHDMI2.1ケーブル経由で4K・120Hzの映像信号を出力することができます。使用するゲームソフトウェアによってはこれに対応しているものとそうではないものがありますが、最新のソフトウェアは対応しており、今後は対応するソフトが増えていくでしょう。

「HDMI2.1」および「4K・120Hz」に対応したソフトウェアを使用した時に、接続して映像表示するテレビがこれに対応していなければ、せっかくの高画質映像を十分に楽しめませんし、ゲームとしての応答性の低くなります。

ゲーム機を接続して使用する予定があるならば、倍速パネルを搭載し、「HDMI2.1」および「4K・120Hz」に対応しているテレビがオススメです。

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液晶テレビの倍速機能あり・なしの価格は?

ソニーの液晶テレビのラインナップで倍速機能のあり・なしの機種を見てみましょう。

日本で販売されているソニーのブラビアの液晶テレビでは、最高峰がX95Jシリーズです。しかし、X95Jシリーズは85インチ、75インチ、65インチしかなく、55インチや50インチが欲しい場合はその1つ下のX90Jシリーズが最高峰となります。しかし、両シリーズは非常に近いスペックで、実質的にはほぼ同じランクと考えて良いでしょう。

その次にX85Jシリーズ、X80Jシリーズと続きます。そして倍速機能のあり・なしの境界がこの両機種の間になります。つまり、X85Jシリーズには倍速機能があり、X80Jシリーズには倍速機能がありません。

ソニーストアの販売価格を見ると、一番小型の43インチがX85Jシリーズで165,000円(税込み)、X80Jシリーズで108,900円(税込み)です。

Amazonなどでの実売価格を見るともっと安く、その結果、両機種の価格差も縮まっています。この2つの機種は、その他の仕様はほぼ同じで、ほぼ倍速機能の有無による差のみと考えられます。



もしX85JシリーズとX80Jシリーズの動画表示性能の差を目で見て確認でき、倍速機能ありのX85Jシリーズの方が良いなあと感じられたならば、もうワンランク上のX90Jシリーズと比較することをオススメします。

前述のように、50インチや55インチならば実質的にソニーの液晶テレビのハイエンド機種です。

地デジの映像を滑らかに表示するためには、実は倍速機能以外にもアップコンバート機能など他にも重要な機能があります。さらにそれを制御するプロセッサが重要で、X90Jシリーズには最高峰のプロセッサが搭載されています。

この実力は圧倒的で、その差も一目瞭然でしょう!!それが実売価格でどれぐらいの差なのか慎重に比較してみましょう。

もちろん有機ELテレビにも倍速機能が必要です。前述のように各社の有機ELテレビは、ラインナップの中でハイエンドになっていますので、基本的には倍速機能が付いています。

まとめ

「テレビに倍速機能が必要か?」について解説しました。倍速機能のデメリットは、価格がその分高くなることだけです。

また実際の価格差には、倍速機能以外の機能等の分も含まれることがあります。慎重に比較して後悔しないようにしましょう。

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