ハイセンスのテレビは壊れやすいのでしょうか?故障時の保証はどうなっているのでしょうか?
フェアに比較すれば、ライバルメーカーのテレビと比べて、著しくハイセンスのテレビが壊れやすい・寿命が短い・耐久性が低いとは考え難いです。
メーカー保証も3年間で、多くのライバルメーカーが1年間としていることからも、品質・耐久性に自信を持っていると考えて良いでしょう。
最近、徐々にハイセンスのテレビの良さが知られてきたためか、国内のテレビ市場において、ハイセンス(Hisense)がパナソニックのシェアを抜くという衝撃的な出来事が起こりました。これも実績を積み重ね、評判を高めた結果でしょう。
2022年モデルでも、U9Hシリーズという4K液晶テレビのフラッグシップモデルが登場しましたが、Mini LEDバックライトと量子ドットという最新の技術を搭載しながらも激安です!
もちろんフラッグシップモデルですので、ハイセンスのテレビのラインアップの中ではもっとも高価ですが、比較すべきなのはライバルメーカーの同レベルの性能の機種です。
Mini LEDバックライトと量子ドットを搭載したフラッグシップモデルとしては、驚くほど安いことがAmazonなどの販売価格を見ればすぐに確認できます!
さらに詳しく紹介します!
*ハイセンスのテレビの2022年モデルについてこちらの記事で紹介しています。
ハイセンスのテレビのデメリット!寿命は?壊れやすい?
ハイセンスのテレビのメリットは、下記で紹介するように安くて高性能であることです。
デメリットと言われていることはいくつかあります。「知名度が低く、ブランドイメージも高くない」「壊れやすい」「寿命が短い」「独自技術がない」などです。これらは本当なのでしょうか?以下に解説します。
ハイセンスはどこの国のメーカー?
ハイセンスは、中国のハイセンス(Hisense)グループの電機メーカーです。2010年に現在のハイセンスジャパン株式会社になる日本法人を設立し、日本市場に参入しています。
2022年のテレビの世界市場において、売上シェアは1位サムスン、2位LG、3位TCL、4位ハイセンスとなっています。つまり、すべての日本のテレビメーカーよりも売上が多いテレビメーカーです。
日本のテレビ市場では、かつては日本製のテレビがほぼ独占していました。そのため後から参入したハイセンスは当初は知名度が低く、中国製ということでブランドイメージも高くはありませんでした。
しかし、知名度は地道な広告宣伝活動により向上し、少しずつユーザーの高評価が知られることでブランドイメージも改善されています。
ハイセンスのテレビは壊れやすい?寿命は?
「ハイセンスのテレビは壊れやすいのではないか?」「ハイセンスのテレビの寿命が短いのではないか?」と心配されている方もいらっしゃるようです。ハイセンスが中国のメーカーであるためです。
日本製ならば寿命が長いのではないかというイメージから、「テレビはMade in Japanがいい」とお考えの方も多いです。実際、私も以前はソニーのテレビを使い、現在は東芝のREGZAを使っています。
しかし、液晶パネルを自社生産するシャープ以外は、ほとんどが海外から液晶パネルを調達しますし、その他の部品も中国製が多く、組み立ても中国で行うことがほとんどです。有機ELパネルについては、韓国LGが独占的に販売しています。
したがって、全てを日本国内で製造しているテレビは非常に珍しく、日本メーカーの製品でもそのほとんどは海外で作っています。品質管理基準に差があることもありますが、ある程度以上の品質になれば、日本メーカーもハイセンスも大きな違いはないでしょう。
実際、インターネット上の掲示板などを見ても、どこのメーカーのテレビでも故障したという書き込みがあります。ハイセンスだから、他社のテレビと比べて壊れやすくて寿命が短いということはないでしょう。
ハイセンスのテレビの保証は3年!
家電製品は、どうしても当たりハズレがあります。実は、私が使用してきたソニーのテレビと東芝のテレビも10年使うことができず、数年で壊れました。
機種ごとの故障率のデータは、メーカーは持っていると思いますが、公表はされません。メーカーとしても新製品を発売後は、数年経たないと本当の故障率はわからないでしょう。
そこで気になるのがメーカーの保証期間です。保証期間中に故障が多発し、それをすべて無償修理対応していたら大赤字になるでしょう。そのため少なくとも保証期間中はほとんどの製品が故障しないような設計にするはずです。
しかし、日本メーカーのテレビのメーカー保証は、通常は1年なんです。これは短すぎると思いませんか?
故障の発生する頻度が正規分布のような分布であると考えると(*横軸は「時間」です)、いわゆる「ハズレ」の製品にあたるとすぐに壊れることもありますが、ほとんどの製品はメーカー保証の期間プラス数年は大丈夫でしょう。
ところがハイセンスのテレビの取扱説明書を見て驚いたのは、メーカーの保証する期間が3年間であるということです。これはテレビとしては異例の長さです。ある程度品質に自信がなければできないことでしょう。
最近は、以下のように「3年保証」であることをアピールしています!
工業製品ですのでどうしても「ハズレ」が発生することがあり、運悪くそれを購入したユーザーがインターネット上で報告することもあります。しかし、ある程度以上の高い確率で故障してしまうようであればビジネスとして成り立ちません。
保証期間を3年に設定していることからも特別耐久性が劣っているとは考え難いです。
故障のリスクは長期保証でカバー!Amazonでも長期保証を付けられる!
ハイセンスのテレビは、Amazonの直販(*他のショップが出品するマーケットプレイスではないという意味です)で購入する場合は、5年の長期保証を付けられることがほとんどです。
Amazonの商品販売ページでは、右側の「カートに入れる」ボタンの下付近に「5年 長期保証」のチェックボックスがあることが多いです。ここにチェックを入れれば、5年 長期保証を付けられます。
前述のようにハイセンスのテレビには3年間のメーカー保証が付いていますので、2年分追加されることになります。商品価格の5%程度で5年保証を付けられることになります。
通常のメーカーの場合、1年間の保証であり、5年保証の場合は4年分追加されることになりますので、ハイセンスの場合はもう少し5年保証の費用が安くても良いような気もしますが、保証を使う確率が4年目以降の方がそれ以前よりも格段に高いと考えられるので、止むを得ないような気もします。
楽天市場やYahoo!ショッピングでは、いろいろなショップが出品していますので、同じハイセンスのテレビでもショップによって保証条件・費用が異なります。ほとんどのショップで長期保証を付けられますので、確認してみましょう。
また家電量販店で購入する時も店舗によっては有償あるいは無償で長期保証が付けられるので、基本的にはある程度以上の価格のテレビを購入する時は長期保証を付けることをおすすめします。
ハイセンスのテレビは独自技術に乏しい?
ハイセンスのテレビには、独自技術が乏しいということが指摘されていますが、これは必ずしも否定しにくいです。
現在主流の液晶テレビは、もともとは日本で研究開発が進められ、産業として花開いたものです。その後、韓国勢の猛烈なキャッチアップがあり、さらに中国勢の猛攻があり、多くの日本メーカーが苦境に陥り、撤退・縮小しました。
その結果、直近の約10年は、日本勢は大きな研究開発投資が難しくなり、韓国勢・中国勢を中心として技術が進歩しています。
ソニーは、日本勢の中ではもっともテレビの研究開発に力を入れているメーカーですが、それでも液晶テレビおよび有機ELテレビのディスプレイパネルなどの主要部品は、韓国・中国・台湾から調達しています。
つまり、テレビの多くの部品は業界の水平分業化により、多くのメーカーで同じような部品を使用しています。もちろん、一部の最先端の部品を独自開発しているメーカーはあります。
したがって、これらの部品をどのように使いこなすかがテレビメーカーの腕の見せどころとなっています。ソニーは、これらの部品の使いこなしが優れていて、プロセッサーを独自開発することで他社と差別化しています。
ハイセンスは、後述するようにレグザの技術を手にしたことで、かなり高性能なプロセッサーの開発ができるようになってきています。あまり目立った特徴はないかもしれませんが、着実に力をつけていると言って良いでしょう。
ハイセンスがパナソニックを追い抜いた!東芝と合わせてトップに!
株式会社BCNが行う「BCNランキング」(*全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計するランキング)によると、月ベースのテレビの販売台数シェアで、2020年5月に中国のハイセンスがパナソニックを抜いて初めて国内4位になりました。
販売台数1位はシャープ、2位がソニー、3位が東芝です。グラフで発表されているので正確な数値はわかりませんが、グラフから読み取ると、ハイセンスは約12%、東芝は約17%、シャープは約25%です。東芝のテレビ事業はハイセンスに買収されて傘下に入っていますので、ハイセンスグループのシェアとしては合計約29%でトップシェアと言えます。
これは衝撃です!
日本のテレビ市場は、海外メーカーからすると難攻不落で、かつてサムスン(Samsung)もシェアを獲ろうと試みましたが上手く行かず、撤退していますし、LGは粘り強く挑戦し、有機ELテレビの発売でようやくある程度存在感を示している状況です。サムスンとLGよりも後から日本のテレビ市場に挑戦したハイセンスがここまで成功したのは本当に驚きです。
その最大の勝因は、東芝のテレビ部門を買収し、REGZA(レグザ)のブランドと技術力を手に入れたことです。東芝REGZAはもともと日本でも画質の良さに定評があり、ファンが多かったので、それをまるごと継承できるわけですから大きいです。
またその東芝の技術をハイセンスのテレビに活かせるわけですので、これはハイセンスにとっては本当に効果的な買収でした。パナソニックとしては、日本のライバルテレビメーカーの高い技術がもっとも驚異となる中国勢に渡ってしまったので複雑な思いをしているのではないでしょうか?
ユーザーとしては、良いテレビが安く買えると嬉しいので、ハイセンスのテレビそのものの評価が重要ですね。
ハイセンスのテレビはなぜ安い?
現在(2022/2/5)、日本でもっとも売れているハイセンスのテレビは以下の50U7Fです(価格コムより)。50インチがこの価格というのは驚きです!!
なぜハイセンスのテレビは安いのでしょうか?
ハイセンスは、中国の大手電機メーカーで、ハイセンスグループは正式には「海信集团有限公司」という名称です。2020年にはテレビの世界市場でシェア4位にランクインした販売台数を誇ります。日本メーカーよりも世界で多くのテレビを販売しているわけです。
中国は、人件費、土地代などの諸条件でそもそも日本国内よりも低コストでテレビを製造できる環境です。さらに販売台数が多いということは、部品等を安く調達できます。その結果、圧倒的にコスパに優れるテレビを生産することができるわけです。
ハイセンスのテレビの評判はレグザの技術で向上
東芝REGZAの技術が投入される前のハイセンスのテレビは、正直なところ画質は高くなく、あえて取り上げるほどではありませんでした。特に50インチ以上の大画面4Kテレビでは、画質の差が目立ちやすく、「ハイセンスのテレビを買いたい」という気持ちにはなりませんでした。
ところが東芝REGZAの技術が投入されてから、一目見ただけで画質が良くなったとわかるほど急激に性能が向上しました。ハイセンスが、東芝REGZAの技術をハイセンスのテレビに活用したことがわかります。
東芝レグザの技術を活用し始めた頃は、ハイセンスのサイトでテレビのページを見ると「レグザエンジンNEO plus搭載」などと記載されているものがありました。いわゆるこの「画像エンジン」は、アップコンバートや倍速駆動、HDR処理などをするための大切なプロセッサーです。
テレビでは、このプロセッサーが新規開発されてバージョンアップすると格段に画質が向上します。このプロセッサーを東芝と共同開発して共用しているわけですので、画質が良くなるのも納得です。
現在はレグザとハイセンスのブランドをそれぞれ大事に育てるという意図であるのか、ハイセンスのテレビに搭載されているプロセッサーからは「レグザ」の名称は外され、「NEOエンジンplus 2021」などといった名称となっています。
2000年代後半から、テレビ事業は国際的な競争が激しくなり、価格競争も激化しました。低価格化して勝つためには、世界的な販売台数を増やして、部品の調達数を増やし、それらに対する価格交渉力を高める必要があります。その点では、中国のハイセンスは世界的に大きなシェアを持っており、有利な状況です。
つまり、東芝の技術力を手に入れて画質を向上させ、世界的に大きな販売台数シェアにより、低価格化する力もあるので、コスパがダントツで優れたテレビを作ることが可能です。
実際、東芝REGZAの技術を活用してハイセンスが自社ブランドのテレビの画質を向上させた後は、多くの雑誌の評価でハイセンスのテレビが高い評価を獲得しています。「主に10万円以下の価格帯のテレビが他の日本メーカーの同等品よりも安く、さらに性能も遜色ない」という評価を得て、それがハイセンスブランドの評判を高めました。
テレビの評価を載せているほとんど雑誌でハイセンスに「高コスパ」の評価を与えていますので、これがハイセンスというブランドに抵抗があった人の信頼を勝ち取ることにかなり貢献したでしょう。
確かに安いです。
そして最近はCMを使った宣伝が功を奏し、より売上を伸ばし、上位機種へも誘導しつつあります。
テレビを買おうとする人にもいろいろな要望があります。高くても良いから最高性能のテレビが欲しいという方は、ソニーのテレビを選ぶでしょう。しかし、そのような方は少数派です。実際に売れているテレビが多くの人の要望に応える商品であるということを考えれば、ハイセンスのテレビの評価と評判は急上昇中と言えるでしょう。
ハイセンスのテレビのおすすめ
ハイセンスも多くの機種を販売していて、どれを選べば良いか迷いますね。以下に紹介します。
U9H!2022年モデルハイエンドの4K液晶テレビ!
ハイセンスのテレビの新製品2022年モデルが発売されました!ラインアップの最高峰に位置付けられているのが、このU9Hシリーズという4K液晶テレビです!
Mini LEDバックライトと量子ドットを搭載し、従来よりもコントラストと色域(表示色数)を大幅に向上させています!
Mini LEDバックライトと量子ドットについては、ソニー、REGZA、シャープなども一斉にフラッグシップに採用していますので、それらと勝負できるフラッグシップモデルとしてハイセンスも採用したわけです。
ライバルメーカーのモデルと比較してすぐにわかるのは、ハイセンスのU9Hが圧倒的に安いということ。正直なところ、ここまで価格差があるとライバルメーカーが心配になってしまいます。
まずはAmazonなどの販売価格をチェックしてみることをおすすめします。
U7H!2022年モデル!倍速駆動の4K液晶テレビ!
ハイセンスの2022年モデルのU7Hシリーズは、もしかしたらもっとも注目すべきモデルになるかもしれません!コスパが優れているからです!
ハイセンスは、2021年モデルではU8FGが4K液晶テレビのハイエンドモデルで、2022年モデルでさらにその上のU9Hシリーズが登場しました。これは最新のテクノロジーであるMini LEDバックライトと量子ドットを搭載したテレビを「ワンランク上」に位置付けて価格を上げようとするメーカーの意図が感じられます。
現時点ではU8FGの後継機種が発表されていないため詳細がわかりませんが、2021年モデルではU8FGのさらに下のランクでU7FGがありました。これは中級機種として「倍速駆動」機能を省略したモデルでしたが、なんと後継機種となるU7Hシリーズでは「倍速駆動」機能が搭載されています!これは衝撃です!
2021年モデルでは、ほとんどのメーカーのフラッグシップモデルにはMini LEDバックライトと量子ドットが搭載されてなく、それでもかなり高画質でした。そしてそれらのフラッグシップモデルから倍速駆動を省略して価格を下げ、その下の機種を設定していたのに、倍速駆動が搭載されるということは、かなり2021年のフラッグシップモデルとの差が小さくなっているということを意味します。
それでこの価格ですので、これは売れそうですね!
65X8F!ハイエンドの4K有機ELテレビ!
ハイセンスのテレビと比較されることが多いのがTCLのテレビです。両社とも成長著しい中国企業で、日本企業よりも断然多くのテレビを世界で販売しています。
しかし、ハイセンスにあってTCLに無いものがあります。それがこの4K有機ELテレビです。ハイセンスはテレビのラインナップのハイエンドに4K有機ELテレビを置いているのですが、TCLは液晶テレビだけなんです。
したがって、4K有機ELテレビを選ぼうとするならば、TCLは候補になりません。
ハイセンスの4K有機ELテレビはX8Fシリーズです!ここにも東芝映像ソリューションの技術が活用されています!
したがって、東芝レグザに似ている部分があり、安心できますね。それでこの価格でのすのでコスパが高くて嬉しいです!
X8Fシリーズには、65型(65X8F)、55型(55X8F)、48型(48X8F)があります。最近はハイエンドテレビの大型化が進んでいますので、48型は貴重ですね。
65U8FG!2021年ハイエンドモデル!
ハイセンスの液晶テレビの2021年モデルの中のハイエンドのモデルがこのU8FGシリーズです。75型(75U8FG)、65型(65U8FG)、55型(55U8FG)、50型(50U8FG)があります。
最新のプロセッサーである「NEOエンジンplus 2021」を搭載し、様々な画像処理をしていますので、驚くほど高画質です。
「美肌リアリティー」機能で人の顔・肌が美しく表示されますので、好きなアイドル・俳優・スポーツ選手などをじっくり鑑賞したい方にはオススメです!
主な高画質化機能は、3段階超解像処理、AIシーン別超解像処理、AIモーション別超解像処理、AIネット映像高画質処理、エリア別適正露出復元、HDR再現処理plus、輝き復元、高精細ノイズ処理、美肌リアリティー、テスクチャー復元などです。
「NEOエンジンplus 2021」の力でこれらの高画質化機能が発揮されます!倍速駆動で、HDMI2.0b 18Gbps対応です。
またディズニープラスのアプリがインストールされていますので、ディズニーファンもすぐに楽しめます!対応アプリは以下です。
Netflix/Youtube/ Disney+/Amazon Prime Video/Abema TV/hulu/dTV/U-NEXT/DMM.com/スカパー! on demand/TSUTAYA TV/ひかりTV 4K/acTVila/Rakuten TV/Paravi
ハイセンスの中のハイエンドの液晶テレビですので、もちろんラインナップの中では高いのですが、コスパを競合メーカーと比較するとダントツです!
特に大型になるほど価格が高いので、他社製品と比較してもコスパの良さが分かります。
43U7FG!2021年の中級機!
U7FGシリーズは、U8FGシリーズの1つ下のポジションの中級機です。
最新の「NEOエンジン 2021」を搭載している高画質な機種です。ただし、倍速機能はありません。
いつもテレビを観ていて、倍速機能の必要性を感じないならば、その分安く買えますので賢い選択になるでしょう。
U7FGシリーズは、65型(65U7FG)、58型(58U7FG)、50型(50U7FG)、43型(43U7FG)があります。43型はU8FGシリーズには無いので、このサイズではハイエンドの4K液晶テレビと言えます。
40A35G!40型フルハイビジョン液晶テレビの高画質モデル!
これは40インチでも高画質の映像を楽しみたい方にオススメの機種です!
最近は43インチ以上の4Kテレビが高画質化していますが、より小型のテレビはむしろ価格重視で画質が進歩していない、あるいは低下している機種もあります。
液晶テレビの価格低下のペースが速く、テレビメーカーの収益も厳しくなっているので、画質を重視した上位機種と価格重視の下位機種に2極化しているような雰囲気です。
しかし、本来、部屋の大きさや視聴距離でテレビのサイズを決めるものですので、40インチ程度のテレビでも高画質の映像を楽しみたいユーザーも少なくないはずです。
40A35Gは、そんなユーザーのために40インチでも高画質化の機能を十分に搭載したフルハイビジョン(1920×1080)の液晶テレビです。4Kで培った高画質処理技術に、ネット動画用の高画質処理機能をプラスした「NEOエンジン2K smart」を搭載しています。
この映像エンジンにより、「AIネット映像高画質処理」、「エリア別クリア復元」、「クリアノイズ処理」などが可能です。
ハイセンスを含め、ほとんど主要なテレビメーカーのラインナップでは、4K(3840×2160)テレビは43インチ以上です。その理由は、40インチ以下の画面サイズのテレビを、通常の視聴距離で見た場合、フルハイビジョン(1920×1080)の解像度で画素の粗さは目立たず、4Kにしてもあまり違いがわからないためです。
多くの人は、テレビで地デジ放送を観ている時間がほとんどです。地デジはフルハイビジョンですので、これをフルハイビジョンのテレビで見ると、アップコンバートなどの画像処理をする必要がなく、そのまま映せば良いので、実はかなり綺麗に映ります。
実際、40A35Gで地デジ放送を観るとかなり綺麗です!フルハイビジョンのコンテツを視聴するならば賢い選択です!何と言っても安いので。
コンセプトは東芝レグザの40V34に似ています。価格的にも近いので、両機種を比較して好きな方が選んでも良いでしょう。
ハイセンスのA35シリーズには、32型の32A35もあります。こちらはハイビジョン(1366×768)の解像度です。40型が大きすぎ、32型が丁度よいという方にはオススメです。
サイズ的に40型が置ける場合は、40A35をオススメします。テレビは大きい方が迫力がありますので。
まとめ
パナソニックのシェアを抜いて、日本でシェア拡大中のハイセンスのテレビについて紹介しました。ますますシェアを拡大する勢いですね。
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