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Outlookのメールから添付ファイルが消える?winmail.datとは?

メールwinmail

Outlookを使っているとメールに添付したファイルが消える、開けないというトラブルが発生することがあります。特に仕事で送信したメールやプライベートでも重要なメールなどに添付したファイルの場合、非常に困りますので、すぐに解決したいですね。以下に紹介します。

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Outlookの送信メールから添付ファイルが消える?winmail.dat?

パソコンのOSの8割前後はWindowsで、WindowsユーザーのほとんどはWord、Excelなどが含まれるOfficeを使用しています。そのOfficeに含まれているメール、予定表などの機能があるアプリがOutlookです。したがって、世界中でパソコンユーザーが利用しているメールアプリ(メーラー)としては、最大シェアと考えられます。

ちなみにシェアが大きいために、ウイルスなどをばらまく悪意を持った人々からもターゲットにされやすいです。もちろん、それはWindowsユーザーという時点で同様にターゲットにされやすいですが・・・。

それだけにメールを相手に送った時にトラブルがあると、「もしかして自分がウイルスに感染しているのではないか?」「送信相手にも感染を広げてしまったのではないか?」ということが気になります。

もしファイルをメールに添付して送信したのに、相手から「添付ファイルが見当たりません」「添付ファイルが届かない」「添付ファイルが開けない」などと言われた場合は、以下の点をチェックしましょう。

1.送信済みメールを開き、添付ファイルが付いていることを確認する。

2.添付ファイルをウイルススキャンソフトを使ってウイルスに感染していないかスキャンする

3.可能であれば送信先の人の使用メールソフトと、「winmail.dat」ファイルの有無を確認する。

これらについてさらに詳しく解説します。

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Outlookの添付ファイルが届かない!付け忘れとウイルスチェック

人間ですので単純にファイルを添付し忘れるということはあります。相手に問い合わせる前に、本当に添付したか確認しましょう。通常は「送信済み」メールフォルダがありますので、その中に保存してあるメールを開けば確認できます。

またメールにウイルスに感染したファイルを添付して送信した場合、サーバーなどでそのメールを迷惑フォルダーに入れてしまう場合もあります。その場合は、送信先の人が迷惑フォルダを確認しない限りはメールが送られてきたこともわからないでしょう。

先方から「添付ファイルが見当たりません」と言われた場合は、少なくともメールは届いていることになります。しかし、サーバーによっては、ウイルスに感染した添付ファイルを除去する機能がある場合もありますので、念のため添付ファイルのウイルスチェックをしましょう。

そもそも相手にファイルを添付してメールを送る時は、ウイルスチェックをしてから送るようにしておけば、自分から感染を広げて、相手から苦情を言われるリスクは避けられます。


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Outlookの添付ファイルが開けない!winmail.datファイルがある

ファイルの添付し忘れやウイルスの感染も無いようであれば、別の原因が考えられます。よくあるのが「winmail.dat」ファイルが添付されているケースです。

先方から「添付ファイルが見当たりません」と言われた場合は、(問い合わせができるような相手であれば)「winmail.dat」ファイルが添付されていないか確認してみましょう。これはOutlookからOutlook以外のメーラーを使っているユーザーにメールを送信した場合に発生しやすい現象です。

Outlookユーザー同士では、添付ファイルを付けたメールの送受信もスムーズにできることが多いです。前述のようにOutlookのユーザーが多いので、ほとんどの場合はトラブルが発生しないのに、特定の相手に対してだけ発生すると驚く人もいらっしゃいます。

これはOutlookでは、リッチテキスト(RTF)形式でメールを送信すると、TNEF(Transport Neutral Encapsulation Format)形式でエンコードし、「winmail.dat」ファイルに置き換えて送信されてしまうためです。

そのためTNEF形式に対応していないOutlook以外のメーラーで受信すると、「winmail.dat」ファイルだけが添付されている状態となり、もともとの添付ファイルを読むことができなくなります。

この対処方法はいくつかあります。もっとも簡単な方法は、Outlook以外のメーラーあるいはWebメールから送信する方法です。GmailやYahoo!メールなどが使用できるようであれば、Webメールサイトからログインして送信すれば大丈夫です。

仕事のメアドから送信する場合も、Webメールが利用できれば同様です。ただしWebメールが利用できない場合も少なくありませんので、Thunderbirdなどの他のメーラーを利用すれば大丈夫です。

職場によっては、使用しているパソコンにこれらのアプリをインストールすることを禁止されている場合もあります。その場合、前述のようにOutlookがTNEFのエンコードを使用することが原因ですので、TNEFを使わない設定に変更することで解決できます。

Outlookのバージョンによって設定方法等に違いがありますので、詳しくはマイクロソフト社のサポート情報をご覧ください。

受信者側で「winmail.dat」ファイルを読めるようにする方法もあります。メーラーのシェアの多くはOutlookですので、送信先の方にも教えてあげた方が喜ばれる場合もあります(*人によっては不快に感じる場合もありますのでご注意ください)。その場合は、以下の関連記事などを教えてあげると良いでしょう。

関連記事:Winmail.datとは?開き方は?正しい対処方法を解説!

まとめ

Outlookで送信したメールに添付したファイルが消えてしまうトラブルについてその対処方法とともに紹介しました。いくつかのケースが考えられますので、適切な対処方法を試してみると良いでしょう。

▼▼winmail.datのトラブルについてはこちら▼▼
winmail.dat問題の対策ガイド

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