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ソニーとパナソニックどっちがいいテレビなの?ブラビアとビエラどっち?レコーダーは?比較してみる!

ソニーとパナソニック4Kテレビ・8Kテレビ

ソニーとパナソニックは、いずれも日本を代表するテレビメーカーです。

テレビを買うならばどっちが良いのでしょうか?

テレビは買い替えサイクルから考えても5〜10年に1回程度購入する人が多いので、「最近のテレビのことはよくわからない!」ということもよくあります。

その違いを理解しないで購入して後悔することがないように、本記事でわかりやすく解説します!
ポイントを理解した上で選べば、「大失敗した!!」なんて感じることは少なくなるはずです!

時間がなくて詳しい話を理解するのも面倒という方には、ソニーブラビアの2023年モデルの上位機種をおすすめします!

有機ELテレビに比べると液晶テレビはかなり安いです!



上位機種であれば、2023年モデルでも性能的に低いということはなく、かなりの高性能です。
とにかく「型落ち」になっているので発売時の価格から大きく値下がりし、お買い得です!在庫限りです!

さらに詳しく以下で解説します!

買ってはいけないテレビについてはこちらの記事で紹介しています。

買ってはいけないテレビメーカーはどこなのか?有機ELテレビは?4Kテレビは?解説します!
「買ってはいけないテレビメーカー」とおすすめの4Kテレビについて紹介します!

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ソニーとパナソニックどっちがいいテレビなの?

ソニーとパナソニックのいずれが良いテレビなのかを解説する前に、まず基本的なことを説明します。

1.上位機種の方が下位機種よりも画質・機能が優れている

これは大原則です。ソニーもパナソニックも大きなテレビメーカーですので、上位機種から下位機種まで多くの機種をラインアップし、販売しています。

下位機種よりも上位機種の方が画質・機能が優れていて、価格も高いです。したがって、両者のテレビを比較する場合も、異なるグレードの機種間での比較はあまり意味がありません。

2.設置場所・視聴環境に最適なインチサイズがある

テレビはインチサイズが大きくなるほど迫力があり、同じグレードならば価格も高いです。家電量販店などで見ると小さく見えるので、何となく大きなインチサイズのテレビが良いように感じてしまいます。

しかし、設置する部屋のスペースや、テレビとの視聴距離に適したインチサイズがあります。機種によってインチサイズのラインアップが異なりますので、ユーザーにとって最適なインチサイズのテレビを探そうとすると、候補となる機種が大きく絞られることがよくあります。

そのような場合は、候補となる機種で比較しなければなりません。

特に48型の高画質有機ELテレビは貴重です!


3.テレビの画質の優劣は比較できるが好みもある

テレビは地デジなどの放送波やインターネットの動画配信、ブルーレイなどの映像コンテンツを表示する機器ですので、画質が最重要な特性です。

画質については、技術的に比較可能な項目もあります。しかし、ある程度の高画質になると最終的には「好み」による部分もありますので、客観的に優劣が決められないこともあります。

以上のことを理解した上で、まず1つ目のシンプルな結論です!

ソニーとパナソニックの上位機種は、非常に高画質で機能も十分です。したがって、久しぶりにテレビを買い換える方や初めて購入される方ならば、どちらを選んでも画質・機能は満足できるレベルにあると考えられます!

予算と好みで決めてしまって良いでしょう。

ただし、販売価格と研究開発力(技術力)については、2022年以降に歴史的な出来事がありました。

これらについてご興味がある方は、さらに解説しますので以下をご覧ください。

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ソニーとパナソニックのテレビ事業の比較

2021年までとは大きく異る変化が起こりつつあります。

テレビの販売価格戦略の違い

テレビの販売価格は、いろいろな機種があり、毎年改良された後継機種や新機種が発売されるので、比較は簡単ではありません。

しかし、各メーカーのハイエンドモデル(フラッグシップモデル)が最も高額になりますので、それをいくらに設定しているのかという点は比較しやすいです。

ソニーとパナソニックだけでなく、2022年以降の主要テレビメーカーのフラッグシップモデルは、値上がりしています。テレビのニュースで毎日のように報道されているように、インフレや円安などの影響が大きいです。

しかし、それだけでなく、長年続いてきた熾烈な競争によるテレビの値下がりにより、多くのテレビメーカーの収益が悪化したため、テレビの販売価格の維持・できれば値上げが最重要課題となっているためです。

単純に値上げするだけでは売れなくなりますので、フラッグシップモデルの画質・機能を向上させて、高い価格設定をするテレビメーカーが増えています

ソニーブラビアでは、2022年モデルでQD-OLEDという新しい方式の有機ELパネルを搭載したA95Kシリーズを最高峰グレードとして追加し、最高価格で発売しました。


2024年モデルでは、有機ELテレビA95Kの後継機種A95Lを発売しましたが、新たにミニLEDテレビのBRAVIA 9(XR90)をフラッグシップモデルに位置付けて発売しました。



A95LとBRAVIA 9の画質・性能は業界トップレベルであることは間違いありませんが、価格もトップレベルです。

パナソニックは、2022年のフラッグシップモデルの後継機種としてLZ2000シリーズを発売し、値上げしました。

さらに重要なポイントは、パナソニックは家電量販店などと新たな契約を交わし、勝手に値下げできないようにして店頭での販売価格を決めています。

家電量販店によっては、その旨がパナソニックビエラのテレビの周囲に記されていることもあります。MacBookやiPadなどのApple製品が値下げせずに家電量販店で販売さることと同じような仕組みを導入したわけです。

テレビという商品は、ほぼ毎年新型が発売され、発売時の価格がもっとも高く、後継機種が発売されて「型落ち」になる約1年後に2〜3割も値下がりすることがよくあります。冒頭で「型落ち」をおすすめした理由もこの点にあります。

パナソニックはこのような価格トレンドからの脱却を図り、Appleのような定価販売にシフトしようとしているわけです。

そのため、新型が発売されて数ヶ月程度経った頃に家電量販店で見比べると、パナソニックビエラは驚くほど高く感じることがあります。ソニーや他のライバルメーカーのテレビは値下がりし始めているためです。

したがって、販売価格(=購入価格)から考えると、テレビは発売後、数ヶ月以上経ってから買う方が値下がりしやすいためお得で、特に「型落ち」になるころが底値になるので最もお買い得です。しかし、パナソニックビエラは値下がりしませんのでソニーブラビアの方がお買い得になる可能性が高いです。

なお、前述のようにパナソニックはこの価格戦略を導入したばかりですので、今後変更の可能性があるのか、「型落ち」のセールはするのかは不明です。

2024年モデルにおいてもこの価格指定制度は継続しています。つまり、ある程度の成果が出ていると推測されます。

2024年のフラッグシップモデルはZ95Aで、最新のマイクロレンズアレイ有機ELパネルを搭載している超高性能モデルです。

またミニLEDテレビも発売しています!


テレビの研究開発力(技術力)

ソニーは、ブラウン管時代には独自の「トリニトロン」と名付けた技術・ブランドにより、世界のテレビ市場で大きなシェアを持っていました。しかし、ブラウン管から液晶テレビへのシフトが始まった2000年代から苦境に陥り、長年、大規模なリストラを続けてきました。

その累計の赤字額や人員削減数は大きいものになりますが、その結果、黒字体質に転換することができ、テレビ事業は好調です。ソニー(SONY)ブランドの世界的な強さを感じます。

パナソニックも、かつては世界的に多くのテレビを販売していましたが、テレビ事業の収益が悪化し、海外の複数の国のテレビ販売から撤退するなどリストラを進めてきました。しかし、それでも2020年〜2021年時点でかなり収益が厳しい状況です。

ソニーは、採算のよくない下位機種を整理・撤退する方向で進めてきていて、特にの高級機種に注力し、ブランド力を高めてきた結果、金額ベースの世界テレビ市場シェアではサムスン、LGに続く、3位にランクインしています。

一方、パナソニックは、販売台数を減らし続け、最も重要であった日本のテレビ市場でもシェアが低下しています。そのため、下位機種は中国のTCLに委託生産すると報道されました。

なぜ研究開発力を説明するために、両社のテレビ事業の状況から説明しているのかというと、売り上げと利益が縮小し始めると研究開発費を減らさなければならず、研究開発力(技術力)の低下につながるためです

テレビは成熟した商品と言われることがありますが、それでもまだまだ毎年性能が向上し、機能も追加されています。したがって、研究開発を継続する必要があり、それが滞れば商品力の低下につながりかねません

また販売台数が減少すると、部品調達時に価格交渉力が低下します。その結果、商品のコスパに悪影響を与える可能性があります。

以上のような状況から、ソニーの方が明らかに有利で、パナソニックは苦境を脱することができていません。この研究開発力への影響が今後の商品力にどのような影響を与えるのか、注視する必要があるでしょう。

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ソニーとパナソニックのテレビの比較!ブラビアとビエラどっち?

前述のように上位機種を選べば、ソニーブラビアとパナソニックビエラのいずれのテレビを選んでも大失敗するということは考え難く、両方とも業界トップレベルの画質・機能です。

さらに詳しく知りたいという方のために、いくつかの機種をピックアップして紹介します!

ポイントは、ハードウェア的なスペックとソフトウェア的なスペックのそれぞれの観点から見るということです。

例えば、テレビ用ディスプレイパネルは、方式とグレードによって性能に差があります。より優れたディスプレイパネルを搭載すれば優れた画質を実現しやすくなります。しかし、同じディスプレイパネルを用いて同じ映像信号を入力しても、テレビメーカーの信号処理技術によって表示される映像に違いが生じます。

明らかに画質に優劣の差が出ることもありますし、好みの問題というレベルの違いということもあります。

同じメーカーのラインアップの中のグレードによる違いを見比べると、技術の系統は同じですので、ハードウェアおよびソフトウェアの差を確認しやすいでしょう。下位機種になるほどスペックダウンしていますので、ある機種と1つ下のグレードの機種とを比較するとわかりやすいです。

有機ELテレビQD-OLED

専門家の間で、現在製品化されている一般消費者向けのテレビの中で最高画質と考えられているものの1つがQD-OLEDパネルを搭載した有機ELテレビです。

従来のカラーフィルター方式のWOLEDパネルに比べて、高輝度領域での色域が広く、鮮やかな色の表示が可能とされています。いつも画面で表示する映像が必ずしもカラフルで派手な映像ばかりではありませんので、表示する映像によっては価値が分からないこともあります。

しかし、金色に輝く黄金の映像など、通常のテレビでは忠実に表示することが難しいような映像ならばその差は歴然です。

2023年7月時点では、日本国内で販売されているQD-OLEDパネルを搭載した有機ELテレビはソニーのA95シリーズのみですので、パナソニック製品を選ぶことはできず、ソニー一択です。

有機ELテレビWOLED

前述のQD-OLEDパネル搭載テレビはまだ登場したばかりで、価格も高く、販売台数も少ないです。現時点で有機ELテレビの主流は、カラーフィルター方式のWOLEDです。これはLG Displayがほぼ独占的に製造販売しており、ソニーとパナソニックも供給を受け、製品に搭載しています。

LG Displayは、積極的な研究開発を続けており、改良した新規有機ELパネルを次々に販売しています。2023年モデルの製品紹介ページを見る限りでは、パナソニックは最新のマイクロレンズアレイを搭載したOLEDパネルをMZ2500シリーズに搭載しています。


2024年モデルでは新世代有機EL「マイクロレンズ有機EL」を搭載した後継機種Z95Aが発売されています。これは本当にすごい高画質の有機ELテレビです!


SONYブラビアの有機ELテレビBRAVIA 8シリーズの説明にはマイクロレンズアレイのことが書かれていませんので、おそらく一世代前のOLEDパネルと推定されます。それでもパナソニックも2022年モデルのフラッグシップモデルではマイクロレンズアレイ搭載のOLEDパネルは用いていませんので、一世代前のOLEDパネルでもかなり高性能です。

しかし、WOLEDパネル搭載に有機ELテレビについては、ハードウェア的にはパナソニックのZ95Aシリーズに軍配が上がるでしょう。


前述のようにハードウェア的にはパナソニックの方が優勢であっても、画質はソフトウェアの影響も大きいこと、価格がかなりソニーの方が安いことを考えると、実はおすすめはソニーのA80Lでしょう。

価格は購入を考える時点で確認した方が良いですが、55インチの上記2機種でも驚くほど価格差があります。ここまで値段に差があると高い方をおすすめしにくいですね・・・。

ミニLEDテレビ

ミニLEDテレビとは、液晶テレビにミニLEDバックライトを搭載した機種のことです。主要メーカーでは液晶テレビのラインアップのフラッグシップモデルになっています。

ソニーブラビアでは、2022年モデルからミニLEDテレビX95Kシリーズが発売されました。2023年モデルではその後継機種のX95Lシリーズが発売されています。


2024年モデルでは、ソニーブラビアからBRAVIA 9(XR90)というミニLEDテレビが発売されました。これはブラビアのラインアップのフラッグシップモデルに位置付けられている機種で、画質・性能的に2023年モデルのX95Lよりも上のグレードの新しいモデルです。


パナソニックからは、2022年モデルではミニLEDテレビは発売されなかったのですが、2023年モデルでMX950シリーズが発売されました。


原理的に通常のLEDの直下型バックライトの部分駆動よりもミニLEDのバックライトの方が、ローカルディミングの効果が高く、画質が向上することは間違いありません。より厳密には、使用するミニLEDの個数と分割数により性能が左右され、分割数が多くなるほど優れています。

そのため各社、使用するミニLEDの個数と分割数を公表しないことが多く、客観的な比較がしにくいです。しかし、このようなバックライトの制御は、ソニーがバックライトマスタードライブとして業界に先駆けて開発してきたもので、2022年時点の製品では最大の分割数と推定されています。

そしてその制御も長年の経験・技術の蓄積があり、評価も高いようです。ただし、ミニLEDテレビの価格は高く、おすすめは型落ちとなっている2022年モデルのソニーブラビアX95Kシリーズです。

パナソニックビエラのメリットは、55インチモデルがあることです。ソニーブラビアのミニLEDテレビには55インチモデルがありませんので、55インチモデルならばパナソニックビエラになります。インチサイズが小さいほど価格も下がるので買いやすいでしょう。

BDレコーダーはどっちがいい?

テレビと一緒にBDレコーダーを購入する場合は、ソニーとパナソニックのどちらが良いでしょうか?

現在販売中の機種であれば、通常はソニーとパナソニックのテレビに対し、いずれのメーカーのBDレコーダーを組み合わせても使えるでしょう(*異なるメーカー間で組み合わせる場合は、正確にはご確認ください)。

しかし、同一メーカーで組み合わせる方が画質が最高になるように自動調整される、リモコンなどの操作性が良いなどのメリットがあることが多いので、あまり細かく調べるのが面倒であれば同一メーカーの組み合わせをおすすめします。



ある特定の機能に魅力を感じて異なるメーカーのものを選ぶ場合は、同一メーカーの機種にその機能が本当に無いのか確認してみましょう。競争が激しいので、他社が新機能を追加したら、すぐにそれに追随することが多いためです。

また機能面では上位の機種の方が優れていますので、予算の許す限り上位機種をおすすめします。

買ってはいけないテレビについてはこちらの記事で紹介しています。

買ってはいけないテレビメーカーはどこなのか?有機ELテレビは?4Kテレビは?解説します!
「買ってはいけないテレビメーカー」とおすすめの4Kテレビについて紹介します!

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