先日、職場のパソコンで仕事で使っている自分のメールアドレス宛にメールが送られてきました。よく見てみるとWinmail.datというファイルが添付されていました。送信元は知っている相手で、そもそもある資料を送っていただくことになっていたので、それが送られてきたと思ったのですが開けません。
どういうことでしょうか?以下に紹介します。
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Winmail.datとは?ウイルス?
winmail.datというファイルがメールに添付されてくる現象は、Microsoft社のOutlookなどのメーラーで送信し、Outlook以外のメーラーで受信した時に発生することが多いです。送信側にお願いして、この現象が発生しないようにOutlookの設定を変更してもらえれば良いのですが、そのようなことをお願いできない状況の方が多いでしょう。
そのためここでは受信側がこの添付ファイルを開いて読めるようにする対処方法について解説します。
まず最初は、念のためwinmail.datという添付ファイルがウイルスを含んでいないかをウイルスソフトなどを使ってチェックしましょう。特に知らない相手から送信されてきたメールは危険ですし、知っている相手でも送信者が気が付かないうちにウイルスを含んだメールを送信していることがありますので、用心した方が良いでしょう。
Winmail.datの開き方は?
まず最初に試した方が良い方法は、Webメール上で開くという方法です。最近はそもそもメーラー(メールソフト)を使用していない人もいるようですが、かなりメールを使い込んでいる人のほとんどは、まだまだメーラーが主流でしょう。
メーラーはオフラインでもメールの閲覧やメール作成などの作業ができますので、外出中に作業をする時も便利です。またいろいろと便利な機能が付いていますので、メールを頻繁に使うほどそれらの機能の便利さがよくわかります。そのためお気に入りのメーラーがあるという人は多いですし、職場ではセキュリティなどの観点から使用するメーラーが定められていることもあります。
1990年代からしばらくの間は、むしろメールと言えばメーラーを使うのが当たり前でしたが、現在はブロードバンド通信網が整備されたため、Webメールを使う人が増えています。Webメールならば端末や場所に依らず、インターネットに接続できれば使えるという長所はあります。
少々話がそれましたが、winmail.datが添付されているメールをWebメールから開けば、添付ファイルについても問題なく開ける場合があります。GmailやYahoo Mailは対応しています。職場ではこれらのメールを使用せず、会社あるいは契約先のサーバーとドメインを使用することが多いので、念のためにそれらのWebメールで開いてみましょう。
これで問題なく開ければ解決です!もし上手くいかなかった場合は、以下の変換ツールを試してみましょう。またメーラーとしてThunderbirdを使っている場合は、これに対応できるアドオンがありますので、こちらの記事をご覧ください。
Winmail.datを変換ツールで開く
winmail.datと開くための変換ツールが、フリーソフトとしてダウンロードできます。「Winmail Opener」というフリーソフトで、ダウンロードサイトはこちらです。
これを使えば簡単にファイルを開くことができるのですが、あまりフリーソフトをパソコンにダウンロードしてインストールしたくないという人もいらっしゃいますので、まずは前述のWebメールからの方法を紹介しました。しかし、Webメールによっては上手くいかないこともありますし、やはりメーラーで開けないと不便だという方もいらっしゃるので、その場合は上記の「Winmail Opener」が便利です。
ダウンロードからインストール、使い方の手順は以下のようになります。
1.前述のサイトから「Winmail Opener」をダウンロードする。
2.ダウンロードしたアプリケーションファイルをダブルクリックして実行します。すると以下の画面が表示されますので、[Next]をクリックします。
まとめ
winmail.datがメールに添付されて送られてきた場合の開き方について紹介しました。これならば送信者に頼まずとも開けるでしょう。
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