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株式投資

株式投資ならばインデックスファンドを買えばよいのか?

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人生100年時代とも言われますが、長寿になるほど将来の経済的な不安は増すようです。ほとんどの人は、高齢になれば職を失い、給与が得られなくなりますので、働ける間にお金を貯めて資産運用に取り組む努力をしている人が増えているようです。その有力な方法の一つが株式投資です。多くの人が推奨しているインデックスファンドへの投資について紹介します。

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株式投資ならばインデックスファンドを買えばよいのか?

世界一の投資家と言われる米国のウォーレン・バフェット氏が、自分の妻への相続のための信託の中で以下のように述べています。

「現金の10%を政府短期債で、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示しました。このような方針により、高額な手数料をとる運用者を抱えている他の投資家よりも、長期では優れた結果を残せると確信します。」(*2013年の「バフェットからの手紙」より)

また多くの研究から、手数料の安いインデックスファンドは、手数料の高いアクティブファンドよりも中長期の運用成績は勝ったことが明らかにされています。これは何のインデックスに連動するファンドを選ぶのか、いつからいつまでの運用期間で検証するのか、どのアクティブファンドと比較するのかによって、多少結果が変わります。しかし、米国や日本の主要なインデックスで、運用期間を長くとるほど、インデックスファンドに軍配が上がるようです。(*名著「ウォール街のランダム・ウォーカー原著第11版 株式投資の不滅の真理 [ バートン・G.マルキール ]」などをご参照下さい)

アクティブファンドは、通常はその株式市場のインデックスをベンチマークとしていますが、ほとんどの場合はインデックスに勝てていません。一時的にインデックスを上回ることがあっても、中長期では勝てないことがほとんどです。

この最大の原因は、アクティブファンドを買うと、ファンド運用者に信託報酬を支払い続けることと、頻繁に売買する際にファンドが支払う税金であると考えられています。株式投資の運用成績は複利で効いてくるものですので、毎年例えば2%前後の信託報酬を支払った場合は、中長期では大きな差が生じるのは理解しやすいです。

インデックスファンドを買えば必ず勝てるわけではない

それでは信託報酬の安いインデックスファンドを買えば、必ず勝てるのでしょうか?必ず勝てるわけではないことは、例えば過去の日経平均株価の推移を見れば分かります。日経平均株価は1989年12月29日に最高値 38,957.44円を付けました。しかし、その後バブルが崩壊し、日経平均株価は暴落し、現在まで一度も最高値を更新することもなく、最高値よりもかなり低い値で推移しています。つまり、日経平均株価が最高値をつけた時に日経平均株価に連動するインデックスファンドを買い、現在まで保有していても儲けられないことが分かります。

何が問題なのでしょうか?バブル期のように、株価が高値水準にある時に一度に資金を投入したことに問題があります。

インデックスファンドに限らず、すべての株式において共通することですが、株価が高すぎる時には買わず、株価が下がって安くなったら買って、高くなってから売れば儲けられるということ。しかし、「バブルは弾けるまではバブルと分からない」と言われるように、株価の高い安いを正確に判断することは難しいです。それが正確に判断できるのであれば、正にウォーレン・バフェット氏レベルの運用成績を達成できるでしょう。

そこで誰にでもできる方法として、積立のように毎月コツコツとインデックスファンドを買い続けることです。日経平均株価に連動するインデックスファンドでも、時間分散し、毎月コツコツと買い続けていたら、株価が底値圏の時でも買い続けていますので、平均購入株価がかなり下がっているはずです。特に一定の金額でコツコツ買っているのであれば、株価が安い時ほど購入できる口数が増えますので効果があります。投資期間の配当収入もありますので、仮にバブル期前から買い続けていても、十分にプラスになっているでしょう。

ここからわかる重要なポイントは、株価が低迷している時ほどインデックスファンドの買い付けを続けるということです。これは口で言うほどたやすいことではありません。バブル崩壊後に大きな含み損を抱えて、泣く泣く損切りした人が多く、その時には「なんて愚かなことをしてしまったんだ・・・」と悔やんだに違いありません。多くの人が株価が下がると投資を打ち切るという行動に出ることは歴史が証明しています。そのような状況で投資を続けるという行動は人間の本能に反する行為であり、恐怖に打ち勝たないとできないことだからです。


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日本株のインデックスファンドは勝てるのか?

もう一つ重要なポイントがあります。どんなインデックスファンドでも、対照とするインデックスが永遠に下げ続けたら儲けられないということです。日本株の場合は、日経平均株価が主要なインデックスですが、日経平均株価は必ずしも日本の株式市場の状況を正確に表すものではありません。東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄を対象として作られたインデックスだからです。東証第一部全体の状況としては、TOPIXの方がより正確な指標です。このようにインデックスファンドを選ぶ時には、何のインデックスを基準としているのか、そのインデックスが将来どのようになっていくのかについてある程度は考える必要があるでしょう。

ウォーレン・バフェット氏がS&P500のインデックスファンドを推奨するのは、米国経済の発展に絶対の自信を持っているからです。中長期ではインフレによって貨幣の価値も変わりますので、インフレ率と経済の成長を考えれば米国のS&P500のインデックスファンドはまだまだ上昇していくと考えているわけです。

日本経済というものを考えた時に、急激に進む少子高齢化と人口減少の影響が経済にどのような影響を及ぼすのかよくわからない部分はあります。少なくともGDPが増え続けないと、株式市場も成長し続けないのではないかという懸念もあります。しかし、前述のように日経平均株価はわずか225銘柄から作ったインデックスで、適宜入れ替えもします。さらに日本の主要企業のグローバル化も進んでいるため、日本の少子高齢化と人口減少とどのような相関があるのか不明です。

このような観点から日本国内のインデックスだけではなく、S&P500などの海外の主要なインデックスとも連動するファンドを適当な割合で組み入れて運用し、リスクヘッジする方法も取り入れられています。つまり、世界経済はまだまだ発展すると期待されるからです。

まとめ

インデックスファンド投資について紹介しました。この記事は、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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