
テレビ・新聞等でも東芝の経営危機に関する報道が頻繁に行われています。最近、また大きな報道がありました。東芝はどうなるのでしょうか・・・。
東芝に激震 リストラ不可避
東芝に再び大激震です。すでに詳細はメディアで報道されていますので割愛しますが、米国の原子力発電事業で数十億ドル(数千億円)の減損損失が発生する可能性があるとのことです。財務的に脆弱なこともあり、株価は本日暴落しています。ついに時価総額でシャープにも抜かれました。
東芝は先の会計不祥事のためにリストラを進め、事業売却、1万4千人規模の人員削減を行っています。今回の減損損失により、さらなるリストラは不可避でしょう。
東芝の状況が明らかになるほど、次々に危機的な問題が明らかになってきます。現場の人々が必死に取り組んでいるようですが、まだまだ先が見えません。
東芝 リストラされた人々
それにしても東芝の一般社員のことを考えると、この年の瀬に暗澹たる気持ちになっているのではないでしょうか・・・。
1万4千人規模の人員削減は、その家族のことまで考えると、本当に多くの人の生活に深刻な影響を与えています。それほどのリストラをしてもまだ再建できず、さらに不祥事が発覚するとは・・・。
東芝ほどの大企業をこのような苦境に追い込んだ歴代の経営陣の責任は極めて重いはずです。しかし、世の中は理不尽なもので、どんなに経営陣の責任を追及しても、大多数の一般社員の待遇が改善されるわけではなく、場合によっては働く場さえ失ってしまうでしょう。
まずは冷静に状況判断し、転職をするのか、会社に残って働くのか検討すべきでしょう。
こんなことは企業で働くサラリーマンならば誰にでも遭遇する可能性があることです。いつそのような状況になっても対応できるように、できるだけ早く準備をし始めるべきです。転職できるようにスキルを磨く、あるいはフリーでやっていけるように準備することが最強の対策です。
東芝のような危機はサラリーマンならば誰にでもあり得る
現在、大企業で問題なく働いて給料をもらえている人でも、サラリーマンならば誰でも東芝の社員のような境遇に陥る可能性はあります。個人でできる対処法・処世術としては、いつでも会社を辞めて生きていけるように準備することに尽きるのではないでしょうか?
運良く定年まで働けたとしても、その後の人生はまだまだ長いわけです。そのことを考えたら、いずれにしても会社に雇われない生き方を考えた方が安全です。
何をやるにしても、自分にとって新しいことに取り組むには軌道に乗るまでに時間がかかります。スタートは早い方が良いでしょう。
まとめ
東芝の経営危機から真面目に働いてきた社員の気持ちを慮ってしまいます。しかし、他人事ではないですね。誰もが危機に備えた方が無難です。サラリーマンならば誰にもこのような苦境に陥る可能性があるからです。
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