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医療費の膨張で現役世代の負担も増加!生活習慣病の予防が重要

投稿日:2016年10月8日 更新日:

日本の人口減少、少子高齢化問題はかなり前から指摘されていましたが、いよいよその影響が身近に迫ってきたように感じます。特に国家財政を大きく圧迫しているのが増え続ける医療費と介護費です。最近は膨大な医療費を削減するために、これまではある意味タブー視されていたような医療費の実額についても、大きく報道されるようになってきました。

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医療費の負担が増加し続ける

内閣府が2016年5月20日に発表した「高齢社会白書」によると、「何人の働き手が一人の高齢者を支える社会になるのか」は、1950年時点では12.1人の生産年齢人口で1.0人の高齢者、2015年時点では2.3人。さらに2060年の予想人口比率では1.3人にまで減少します(*現役世代(生産年齢)を15-64歳とし、高齢者を65歳以上としています)。

この現役世代の負担の重さについていろいろの視点で問題が語られていますが、医療費・介護費についてのみ考えても、膨大なお金がかかることがわかります。それは毎年の国家予算編成における膨らみ続ける医療費・介護費を見ても明らかです。

薬剤費についてはジェネリックを普及させる、オプジーボなどの高額医薬品の薬価改定などにより、膨張を抑えようとしています。入院医療費についても、手術後の入院日数を短くできる内視鏡手術・腹腔鏡手術を推進するなどの努力が続けられています。

しかし、色々な政策や法律等が病院、製薬企業、医療関連産業、医療従事者、介護施設、介護従事者の利益と整合性が取れないと、医療費・介護費削減効果として現れるまでには時間がかかります。

人工透析の医療費は高額

日本で人工透析治療を受けている人は、2016年末時点で33万人以上です。人工透析患者は、一般的には週に3回人工透析を受けなければならず、その医療費は一人当たり年間約500万円かかります。その結果、人工透析の医療費は年間1兆6千億円にも達しています。

人工透析治療の公的医療助成は手厚く、自己負担は原則として月に1万円が上限です。人工透析は、1回の治療に4-5時間かかり、それを週に3回、一生続けなければならないので、患者の負担も重く、仕事をしてお金を稼ぐという点でも大きな障害になります。

人工透析治療は、実は病院にとっては大きな収入源になります。一度患者を捕まえられれば、その後とは継続的に人工透析治療を受けに来てくれるからです。そのため、患者負担は据え置いたままで、病院の人工透析治療の医療費が大きい場合は引き下げるなどの方針を厚生労働省は示しています。


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生活習慣病の予防が大切な理由

人工透析治療が必要になってしまう原因として最も多いのは糖尿病で、人工透析患者の約45%におよびます(*日本透析医学会の2009年調査による)。糖尿病は代表的な生活習慣病です。日頃の生活習慣を改善して、糖尿病にならないようにすることが、全ての人が健康的な人生を送るために最も良いことは言うまでもありません。そして、それが日本の医療費の膨張を止めることにも役立ちます。

先日、幕張メッセで開催されているCEATEC 2016のコンファレンスに参加し、経済産業省の方の講演を聞きました。医療費・介護費削減のためには、生活習慣病を予防すること、介護が必要な状況にならないように健康管理することが重要であることはすでに広く知られています。経済産業省もそのような視点でシステム開発をしているそうですが、これまで医療費・介護費削減における大きな成果を上げられないでいるそうです。

例えばウェアラブル機器を使って、毎日の活動量・歩数・脈拍・摂取カロリー・消費カロリーなどを計測し、メタボ解消を指導しても、健康な人や健康に関心が高く、それほどメタボリスクの高くない人しか指導を受け入れてくれないとのことです。

メタボ予備軍、軽度の生活習慣病、中程度の生活習慣病の人が生活を改善しなければ大きく医療費・介護費の削減につながらないとのこと。ほとんどの医療費は健康状態が悪く、症状が重い人が使っているためです。また早期に要介護状態に陥る人は、早い年齢で生活習慣病になり、その後遺症で要介護状態になるケースが多く、それが介護費の膨張につながります。

すでにそのような状態になった人を非難するつもりはありません。人間、習慣を変えるということは本当に大変だからです。特に喫煙・食べ過ぎなどの依存性がある行動を変えるのは容易ではありません。

ほとんどの人は重篤な病気になりたいと思わないでしょう。さらに介護が無ければ日々の生活ができないような状況になるのも嫌でしょう。健康で自立できる状態で長生きし、そして楽に死にたいと思うのではないでしょうか?そのためには、やはり摂生をして、生活習慣病を予防することがもっとも効果があります。

最近、堀江貴文著の「むだ死にしない技術【電子書籍】[ 堀江貴文 ]」といった書籍も販売されています。日本人の平均寿命は80歳を超えていることからも、一般的に身体によくないと明らかにされていることに注意するだけでも、高い確率で80歳まで生きられるということです。そのようなことが分かり易く紹介されています。

まとめ

長生きして高齢者になっても、自分で自分のことができる状態でいられることが、多くの人のクオリティオブライフ(生活の質)に関わっています。少しでも多くの人が健康に気をつけることが、国家財政や労働者への負担を減らすことにもつながります。健康とはもはや個人だけの問題ではないですね。

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