幸せな人生

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三菱自動車の燃費不正問題を検証した本

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三菱自動車の燃費不正問題を検証した本が出版されました。

不正の迷宮 三菱自動車 [ 日経ビジネス ]

その内容は、出版社によると以下のようなものです。

「三菱自動車の燃費改ざんはなぜ起きたのか。そして、三菱自動車ではなぜ何度も不正が繰り返されるのか──。
「日経ビジネス」「日経オートモーティブ」」「日経トレンディ」など日経BP社の各媒体の総力を集めて燃費不正問題を検証した。

軽自動車4モデルで発覚した不正は、三菱自動車の運命と自動車産業のあり方を大きく揺さぶった。危機的状況に陥った三菱自動車を、
日産自動車が傘下に入れて救済。スズキでも燃費に関する不正が発覚し、国の制度が見直されるなど「パンドラの箱」を開けた。
不正の原因を探ると、そこには絶望の縁に立たされた開発現場の姿があった。ダイハツ工業やスズキとの燃費競争に勝とうと、目標は5度も引き上げられた。
現場の「無理だ」との声は経営陣には届かない。走行試験などを担当する技術者は追いつめられ、不正に手を染めた。
データを改ざんするための専用ソフトウェアまで開発され、不正の手口は代々引き継がれていった。


開発現場だけの問題ではない。三菱自動車はこの20年近く、経営の混乱が続いてきた。リコール隠しなどの不祥事もあり、株主や経営者が次々に変わった。
技術者や次々に会社を去り、競争力は低下していった。経営が迷走すれば現場はモチベーションを落とし、それが不正の温床となる。
本書が紹介する三菱自動車の「転落の歴史」は、そうした事実を改めて教えてくれる。」

三菱財閥と言えば、日本最大の財閥で、「最強」とも言われます。

週刊ダイヤモンド 16年1月30日号【電子書籍】[ ダイヤモンド社 ]

そんな三菱グループの自動車会社に入社する新卒の社員は、ほとんどが有名大学を優秀な成績で卒業した人々でしょう。長く働けば働くほど、その企業の中の論理に染まり、待遇が良ければ良いほど、その組織の中で生き抜くことがなによりも優先されるようになりがちです。そして、一般常識があれば誰が考えてもおかしいことを、バレないようにやり遂げることに努力するようになります。

今回の燃費のように、第3者が客観的に計測できるような事象であれば、結局はごまかしきれなくなります。また大企業となると数万人の従業員や関係する取引先などもありますので、良心の呵責に耐え切れず、時には「腹いせ」として秘密が暴露されるようになります。

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燃費不正については、欧州のフォルクスワーゲン、日本のスズキなども不正が発覚しています。それらについても同じような事情なのでしょうか?

しかし、経営への影響という点では三菱自動車のケースがもっとも深刻でしょう。会社を経営危機にまで追い込むような不正を行うということが、どのような観点で考えても合理的とは思えません。そしてこれを契機に三菱自動車という会社が変われるのでしょうか?

不正を繰り返してきた三菱自動車の歴史を見る限り、多くの人が絶望的な気持ちで見ているでしょう。それほど企業風土・文化を変えるということは困難なことなのです。

不正を行う会社が多くの人から支持されなくなることは当然のことと受け止め、経営者は真摯に経営を行わなければなりません。それは東芝などの他の不正を行った会社にも言えることです。

東芝粉飾の原点 [ 小笠原啓 ]

個人レベルでは何ができるでしょうか?大原則は不正に加担しないことです。その結果、会社に居られなくなるようであれば、堂々と辞めて自分のらしく生きることです。それができるように大企業に居ても、自分の力で生きていけるように準備すべきでしょう。




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