ウシオ電機の紫外線殺菌ライトで新型コロナ不活化を実証

紫外線 ウシオ電機

ウシオ電機が新型の紫外線殺菌ライト「Care222」を開発したことをこのブログでも紹介してきました。紫外線を照射する装置でありながら、人体には有害ではなく、ウイルスの不活化に役立つということで注目されています。この度、新型コロナウイルスの不活化に有効であることが確認されましたので、以下に紹介します。

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ウシオの紫外線殺菌ライトが新型コロナウイルスを不活化

2020年9月5日の日本経済新聞によると、ウシオ電機は広島大学と共同で、ウシオ電機が開発した紫外線殺菌ライトの新型コロナウイルスへの効果を調べました。その成果を発表しました。研究内容は、米国の学術誌のウェブサイトで9月4日に掲載されたとのことです。

その内容は、近距離で30秒ほど同装置により紫外線を照射したところ、表面に付着した新型コロナウイルスの99.7%が不活化できたとのこと。

まだウシオ電機および広島大学のサイトに、この情報が掲載されていませんので、公式発表が確認出来次第、その詳細を追記します。

ウシオ電機の紫外線殺菌ライトの販売については、こちらの記事「ウシオ電機の紫外線殺菌ライト「Care222」はいつから販売?」をご覧ください。

ウシオの紫外線殺菌ライトでエアロゾルへの実験も進行中

ウシオ電機のサイトの情報によると、エアロゾル化した空気中のヒトコロナウイルスに波長222nmの紫外線を照射する実験を、米国のコロンビア大学で行い、その99.9%以上が不活化されたことはNature Research社発行の自然科学誌「Scientific Reports」で発表しています。

新型コロナウイルスでも同様の実験を同大が進めています。こちらも結果が確認できたら、論文発表という形で発表されるでしょう。

一般に論文発表は、その論文誌が選んだ専門家による査読(論文内容のチェック)が行われます。それにより内容の信憑性が確認された後に受理され、発表されます。つまり、内容が疑わしいものは受理されませんので、専門家によるある程度のお墨付きが得られるわけです。

ウシオ電機は照明等の光源を開発する企業ですので、医学的な検証は大学等と共同で進めます。大学では、新たな研究成果を論文発表することが使命ですし、前述のような査読プロセスのある論文で発表しないと学術の世界では認めてもらえません。したがって、このようなプロセスになります。

第3者による内容のチェックが入らない関係者のみによる実験結果の公開よりも、格段に信頼性の高い方法を選んでいると言えるでしょう。

紫外線を人体に照射するということ、それにより人体に悪影響を与えずにウイルスの不活化をするということが、これまでに無い画期的なことだけに、学術的にも医学的にも慎重に検証を進める必要があります。


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222nm紫外線の照射で皮膚がんなどの発症なし

ウシオ電機のサイトでは、神戸大学大学院医学研究科内科系講座皮膚科学分野(錦織 千佳子教授、国定 充講師、山野 希 大学院生ら)の研究グループと共同で、222nmの紫外線(UV-C)を反復照射しても、皮膚がんが発症しないことを報告しています。同大学で動物実験をして実証し、学術誌Photochemistry & Photobiologyで発表したとのことです。

今後、より多くの研究が進められていくと期待されます。

まとめ

ウシオ電機の新型紫外線殺菌ライト「Care222」の照射する波長222nmの紫外線が、新型コロナウイルスの不活化に有効であることが報告されました。ウイルスとの戦いにおいて、人類の強力な武器になることを期待します。

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