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日記

石油(原油)は枯渇するのか?

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我々が日々大量に消費している石油は、原油を精製したものです。ガソリン、ジェット燃料、灯油などの石油製品を総称して「石油」と呼んでいます。

世界中に膨大な数の自動車が走っています。空を見上げれば大型のジェット旅客機が飛んでいます。今日のようにこれをを利用できるようになったのは、石油があったからといってよいでしょう。石油のようにエネルギー密度の大きな液体は持ち運びしやすく、比較的簡単なタンクから適宜取り出せば使用できます。世の中には天然ガスや固体燃料もありますが、それらと比べれば石油と言う液体燃料の使い易さがよく分かります。

その石油が枯渇するのではないかという議論が、これまでにも何回か注目を集めたことがあります。最近では原油価格が高騰した2008年頃です。指標としてよく使われるWTIで1バーレル約100ドルまで高騰した時のことです。

原油価格の高騰から、原油の枯渇が連想されたわけです。
石油ピークが来た [ 石井吉徳 ]

原油の枯渇に関する話でよく使われる言葉が「埋蔵量」と「可採年数」です。埋蔵量はその名のごとく、地球に埋蔵されている原油の量です。特にその年の原油価格・技術で採掘できる埋蔵量を可採埋蔵量と呼びます。可採年数とは、可採埋蔵量をその年の生産量で割ったものです。

一般に原油(石油)の枯渇を考える時はこの可採年数があとどれぐらいあるのかが論点となります。これまでこの可採年数が年々短くなってくるのではないかと言う意見に対して、探索技術の進歩によって実績としては新たな油田が発見され短くなりませんでした。しかし、2008年頃はそろそろ新たな油田の発見が少なくなり、既存の油田からも原油が採れ難くなり、コストもかかるようになってきたので2015年頃から可採年数が少なくなるとの予測が出されました(「NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版 2008年6月号」)。

当時、原油価格が高騰していたこともあり、石油代替燃料、植物性プラスチックなどの石油に依存しない製品の研究開発がかなり注目されたこともよく覚えています。

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それから私自身、かなりビクビクしながら2015年を待っていましたが、結果としては米国のシェールオイル革命が起こり、原油の生産性が向上し、原油価格が下落しました。2008年頃にもシェール層の原油の存在は知られていましたが、採掘にコストがかかり過ぎ、事業化が難しいと考えられていました。しかし、技術革新によってシェールオイル革命が達成されたのです。
シェール革命で何が変わる?(ニューズウィーク日本版e-新書No.3)【電子書籍】[ ニューズウィーク日本版編集部 ]

最新の可採年数の数値を確認できていませんが、可採年数・可採埋蔵量の算出には原油価格と技術水準、年間の生産量という要素が入りますので、非常に変動し易く、恣意的に変えられ易いと言えるでしょう。石油を売る側は「枯渇」を主張して、できるだけ高く売りたいと思います。最近は、米国とロシアの戦いのように、原油価格を下げて産油国を苦境にするといった政治的な動きもみられます。

結論としては、現在、地球上で生活している人のほとんどが死ぬまで原油枯渇の心配はないといってよいでしょう。もちろん、人口の急増、世界中の人の一人当たりの石油消費量の急増などによって、使用量が急増するなどの可能性はゼロではありませんので、資源を大切にすべきです。




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