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日記

大地震は予知できるのか?

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東日本大震災の被害は甚大でした。2011年3月11日午後2時46分に発生した仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底を震源とする地震で、地震の規模はマグニチュード(Mw) 9.0、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震です。最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測しています。

この地震により巨大な津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部で壊滅的な被害が発生しました。震災による死者・行方不明者は18,455人(震災関連死を除く)、建築物の全壊・半壊は合わせて400,326戸[10]が公式に確認されています。さらに東京電力福島第一原子力発電所でメルトダウンが発生し、放射能漏れを伴う重大な事故に発展しました。この原子力発電所の放射性物質の処理等について未だに目途が立っていない状況です。

今年も熊本地震と名づけられた大地震が起こりました。
2016年4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生している地震です。震度7が2回、最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生しています。一連の地震で、倒壊した住宅の下敷きになったり土砂崩れに巻き込まれるなどして、熊本県で合計50人の死亡(直接死)が確認されています。

(*以上、Wikipedia参照)

日本では必ず地震が起こります。そしてある程度の確率で大地震が発生します。

気象庁ホームページをみると、どれぐらい日本で地震が発生しているか説明されていました。

「日本における震度1以上を観測した地震(以下、有感地震)数は、概ね年間2,000個程度あり、平均すれば日本のいずれかの場所で一日あたり5個程度の有感地震が発生していることとなります。震度4以上を観測した地震についても、平成16年で105個、平成17年で49個、平成18年で28個、平成19年で57個発生しています。」

それではこの地震を発生する前に予知することは可能なのでしょうか?気象庁ホームページの公式見解は以下のようになっています。

「地震を予知するということは、地震の起こる時、場所、大きさの三つの要素を精度よく限定して予測することです。例えば「(時)一年以内に、(場所)日本の内陸部で、(大きさ)マグニチュード5の地震が起こる」というようなあいまいな予測や、毎日起きているマグニチュード4程度以下の小さな地震を予測するような場合はたいてい当たりますが、それは情報としての価値はあまりないと考えます。少なくとも「(時)一週間以内に、(場所)東京直下で、(大きさ)マグニチュード6~7の地震が発生する」というように限定されている必要があります。時を限定するためには、地震の予測される地域で科学的な観測が十分に行われ、常時監視体制が整っていることが欠かせません。そのような体制が整っていて予知のできる可能性があるのは、現在のところ(場所)駿河湾付近からその沖合いを震源とする、(大きさ)マグニチュード8クラスのいわゆる「東海地震」だけです。それ以外の地震については直前に予知できるほど現在の科学技術が進んでいません。」

ここで予知のできる可能性があると言っている「東海地震」については、さらに以下のように書かれています。

「必ず予知できるのかとの問いには、「いいえ」となります。
東海地域の観測網により前兆現象をとらえることができた場合のみ、気象庁は東海地震に関連する情報を発表してみなさんにお知らせすることができます。どのくらいの確率で前兆現象をとらえることができるのかは、残念ながら「不明」です。
東海地震予知の鍵となる前兆現象は、前兆すべりと考えられています。前兆すべりとは、震源域(東海地震の場合、プレート境界の強く固着している領域)の一部が地震の発生前に剥がれ、ゆっくりと滑り動き始めるとされる現象です。気象庁は、東海地域に設置した歪計(ひずみけい)で前兆すべりをとらえようとしています。
逆に、このような前兆すべりがとらえられない場合(前兆すべりの規模が小さすぎた、前兆すべりが沖合で発生した等、観測網でとらえられなかった場合。前兆すべりが生じるとする考え方が誤りであった場合。)や前兆すべりの進行があまりにも急激で時間的に余裕がない場合には、残念ながら情報発表がないまま地震発生に至ることになります。」

つまり、気象庁の公式見解としては「大地震を予知することはできない」ということです。
「地震予知」の幻想 [ 黒沢大陸 ]

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まず「地震を予知できる」、「○○地震を予知した」などと喧伝し、その具体的な方法を詳細に説明しない人の言うことは信用しない方が無難でしょう。
前述のように震度1以上の有感地震数は、概ね年間2,000個程度も発生しており、適当に言っても高い確率にで当てられそうです。特に気象庁が言うように「地震の起こる時、場所、大きさの三つの要素を精度よく限定」していない予知は、予知と言うに値しません。それらがあいまいで、解釈の幅があるような表現であれば、確率的に案外当てられるということです。
平気でウソをつく地震予知【電子書籍】[ 武田邦彦 ]

それでは全く地震予知は不可能なのでしょうか?

「地震予知は極めて困難」との前提に立った上で、その可能性を探る試みを続けるべきでしょう。従来の方法でできなかったのであれば、新しいアプローチを試すべきです。

そのような意味で、現状で気象庁の言うところの「地震予知」のレベルに達してはいませんが、新たな試みを続けている人々がいます。JESEA(地震科学探査機構)という組織で、最新の空間情報工学的なアプローチを行っています。ホームページの説明は以下のようなものです。

「JESEAは国際写真測量・リモートセンシング学会の会長を務める等世界の測量工学界をリードしてきた村井俊治東京大学名誉教授と荒木春視工学博士により開発された全く新しい方法で地震を予測します。従来の地震予測とは全く異なるのは、人工衛星から地表を測量するという点です。地上約2万キロメートルを周回している測位衛星により地表の変動を測定し地震の前兆を検知します。
国土地理院が全国に約1300点設置している電子基準点により測位衛星の電波を受信しその位置情報を測定します。その位置情報データを利用してJESEA独自の複数の解析方法にて地震を予測しています。大地震の前には前兆現象が表れます。JESEAでは、毎週水曜日に会員に向けて週刊MEGA地震予測を発行しています。」

私も有料メルマガに申し込み、毎週1回地震予知のメールを受信しています。現時点では、地震の発生時期と言う点では「極めて高く緊急性がある」などの表現で、場所は南関東周辺、震度5以上などとなっており、多少あいまいなところがあります。ある意味、地震予知の実験に参加している意識でメールを読んでいます。

電子基準点による日本中の地面の動きについては測定データですので、事実であり、その動きと発生した地震との関係の分析・考察が蓄積していけば、ある程度は予知できるのではないかと期待してしまいます。その際に「100%予知できなければ価値が無い」わけではなく、ある程度予測できれば価値があります。
地震は必ず予測できる! [ 村井俊治 ]

*しかし、村井氏による予知方法について、インターネット上に批判的な意見もありますので、真偽のほどは分かりません。同氏が地震の専門家ではなく、測量の分野の人である点は認識しておいた方がよいでしょう。つまり、測量データは信頼できるとしても、その結果と地震との相関を分析するという点では専門家ではありません。

このように何らかの現象と地震の発生の関係を解明することが地震予知への取り組みです。従来の方法に囚われず、何らかの現象を丹念に調べる方法には期待したいですね。



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