4K有機ELテレビと8K液晶テレビのどっちを選ぶ?4K液晶テレビは?

4Kテレビ・8Kテレビ

4K有機ELテレビの価格が急速に下がりましたので、そろそろ購入を検討しようという方も増えています。8Kの液晶テレビも、後継機種の登場とともに価格が下がり、4K有機ELと比較して購入候補として検討されることが多くなっています。4K有機ELテレビと8K液晶テレビのどちらを購入すべきでしょうか?

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4K有機ELテレビと8K液晶テレビを選ぶにはまずサイズを確認

8K液晶テレビは、日本国内ではシャープとソニーが製造販売しています。シャープの液晶テレビのラインアップの中では、もちろん最高峰のハイエンドモデルです。サイズは60インチ、70インチのみです。ソニーは85インチで200万円以上しますので、ここでは割愛します。

8K有機ELテレビはLGが販売していますが、350万円以上と非常に価格が高いため、一般家庭に普及するテレビとは考えにくく、同様にここでは割愛します。

4K有機ELテレビは、日本国内ではソニー、パナソニック、東芝、シャープ、LGなどから販売されており、それぞれのメーカーのテレビのラインアップの中ではハイエンドのプレミアムなテレビとなっています。サイズは、ソニーのブラビアでは48インチ、55インチ、65インチ、77インチ、パナソニックのビエラでは55インチ、65インチ、東芝のレグザでは48インチ、55インチ、65インチ、77インチ、シャープは55インチ、65インチ、LGのSIGNATUREでは主なものは55インチと65インチとなっています。

一般家庭では、テレビの設置スペースと視聴距離の関係から、70インチのテレビを使用できる方は限られています。比較的大型のテレビを設置できる家庭でも60インチ程度がほとんどで、55インチ程度でもかなり大きい方でしょう。

ちなみに我が家では43インチの液晶テレビを使用しており、部屋の大きさの関係でこれが限界です。したがって、60インチのテレビが設置できない場合は、8K液晶テレビは購入対象にはなりません。また48インチのテレビでも設置できない場合は、4K有機ELテレビも購入対象にはなりません。

55~65インチのテレビが設置できる場合は、55インチあるいは65インチの4K有機ELテレビを選ぶか、60インチの8Kテレビを選ぶか迷うところです。

60インチ以上になると、視聴距離が近い場合には4Kでも画素の粗さが感じられるようになりますので8Kの高解像度の優位性が出てきます。しかし、55インチで普通の視聴距離で見る場合は、4K有機ELテレビでもそれほど画素の粗さは気にならないでしょう。

4K有機ELテレビと8K液晶テレビのメリットは?

4K有機ELテレビの最大のメリットは、黒が「真っ黒」に表示できるため、コントラストが非常に高いことです。部屋の照明を暗くして、暗いシーンの多い映画などをじっくり鑑賞するならば最高のテレビと言えるでしょう。

8K液晶テレビの最大のメリットは、8K放送をそのままの高解像度で表示できることです。さらに4K放送や地デジのハイビジョン放送も8Kにアップコンバートして表示することができます。前述のように画面サイズが大きくなるほど、高解像度の優位性が実感できます。70インチ以上の大型テレビならば、8K液晶テレビがおすすめです。

しかし、55インチの4K有機ELテレビと60インチの8K液晶テレビならば、価格から考えても4K有機ELの方がお得な感じがしますし、後述するような事情からも4K有機ELの方が有利なことも多いです。

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4K有機ELテレビと8K液晶テレビのデメリットと買い時は?

4K有機ELテレビと8K液晶テレビは、それぞれのメーカーのハイエンドモデルなので、基本的にはテレビに装備されている様々な機能もほぼフル装備で、高性能です。したがって、予算が許すならばこれらを購入すれば性能面で残念な思いをすることは少ないでしょう。

しかし、使い方によってはいくつかのデメリットもあります。それらについて簡単に解説します。まず8Kテレビは、8K放送を視聴しない状況では、もっとも高い画質で映像を視聴することはできません。アンテナや配線などの関係で、8K放送が視聴できていない家庭も多く、そのような状況では本来のスペックを発揮できないでしょう。そのため4K放送や地デジを8Kにアップコンバートして視聴することになるわけですが、それは以下で述べるような事情もあります。

実は、現時点では8Kのみならず4K放送でさえ視聴している家庭はわずかで(*こちらの記事「4K8K放送が普及しないのはなぜ?今後は普及する?」をご参照ください)、ほとんどの家庭では地デジ放送を4Kにアップコンバートして視聴しています。4Kを視聴できている家庭でも、番組・チャンネル等の事情により視聴時間の多くは2Kコンテンツを4Kにアップコンバートして視聴していると考えられます。

そこでアップコンバート技術について考えてみます。液晶テレビなど価格下落などの原因の1つと言われているのは、商品が成熟し、性能による差別化が難しくなってきたことです(*もちろん、現在は中国メーカーによる限度を超えた供給過剰という要素は大きいです)。

しかし、ある程度画質に関心が高く、ハイエンドのテレビの購入を検討する消費者の目で見ると、4Kテレビや8Kテレビはまだまだ発展途上の商品です。諸性能の中でも特に技術の差が分かりやすいのはアップコンバートの技術です。フルハイビジョン映像などのもともと解像度が低い映像を、より高解像度の4Kや8Kに高めるわけですので、ある意味魔法のような技術です。

家電量販店で複数のメーカー・機種で、地デジ放送をアップコンバートした映像をじっくり見比べてみると、映像の緻密さやノイズの発生状況などにかなりの差があることがわかります。これはもともとの映像信号から高速の信号処理を行っているので、いわゆる画像エンジン(または映像エンジン)の性能差が直接的に効いてきます。それだけに画像エンジンがバージョンアップすると、格段にアップコンバート機能が向上することがわかります。これは裏を返せば、まだまだ技術的に発展途上で、新製品が出る度に性能向上が見られるということです。

フルハイビジョンから4Kに4倍のアップコンバートする処理でも性能差が見てわかりますので、16倍の8Kへのアップコンバートとなるとさらに画像エンジンに負荷がかかり、まだまだ発展途上でしょう。

アップコンバート機能については、ソニーと東芝が高く評価されています。

またアップコンバートよりも4K放送や8K放送をそのまま視聴する方が断然きれいな映像が楽しめます。それだけに8K放送を視聴しないのであれば、55インチ程度の4Kテレビで4K放送を視聴する方がきれいに見えます。4K放送も視聴せずに地デジを主に見るのであれば、1段階のアップコンバートで済む4Kテレビで55インチ程度で視聴する方法がきれいに見られるでしょう。

もう一つ知っておきたいのは、4K有機ELテレビも2019年モデルはそれ以前のモデルと比べて格段に画質が向上しました(*こちらの記事「有機ELの4Kテレビのおすすめは?知っておきたい選び方!」をご参照ください)。これにはいくつかの理由がありますが、有機ELパネルとその制御技術がまだ発展途上であり、新製品が出る度に大幅に性能が向上する余地があるということです。それと同様なことは8K液晶テレビでも言えます(*こちらの記事「【2019年版】8Kテレビの価格は?おすすめは?買い時は?」をご参照ください)。

したがって、今すぐ4K有機ELテレビあるいは8K液晶テレビを購入したいという場合を除けば、次期モデルの登場と価格下落を待つという作戦も悪くはないでしょう。

もう一つの選択肢として、かなり性能的に成熟し、価格も下落してきている4K液晶テレビを選ぶというのも良いでしょう。その場合は、バックライトがバックライトが直下型で部分駆動(ローカルディミング)できる機種がコントラストが高くておすすめです。コスパ的にはもっとも優れていますし、部屋の照明を付けた普通のリビングで、通常の地デジなどを視聴するならば、最高輝度が高いという特徴が活きているでしょう。

まとめ

4K有機ELテレビと8K液晶テレビのどちらを買うべきかということについて紹介しました。最後にコスパ的にも優れる4K液晶テレビについても触れました。できるだけ予算が許す範囲で、それぞれのタイプの中の上位機種を選ぶと、搭載されているプロセッサーの処理速度も速く、快適に使用できるでしょう。

昨年に比べると48インチという小型の有機ELテレビが追加され、有機ELテレビを選びやすくなっています。また有機ELテレビには、焼き付きというリスクがあることは理解しておきましょう。有機ELテレビの焼き付きについては、こちらの記事「有機ELテレビの焼き付き問題は解消したのか?保証してもらえるの?」で詳しく紹介しています。

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