用水路事故での死者数が多い!事故統計を取って公表すべし!

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毎日のように交通事故や殺人事件で亡くなった人が報道されています。人が命を落とすということは大変なことですので、事故・事件として報道されるのは理解できます。しかし、用水路事故で亡くなる人が多いということをご存知でしょうか?以下に紹介します。

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用水路事故での死者数が多い!

NHKが、用水路や側溝に人が転落する事故のうち、特に死亡事故が多い全国15の道府県の消防に取材したところ、2018年に150人以上が死亡し、1800人余りがけがをしていたことが判明しました。これだけ多くの人が命を落としている事故にしては、あまりにも死亡者数や危険性が周知されていないような気がします。特に高齢者や子供の被害が多いようです。

特に岡山県岡山市と倉敷市は、用水路の密度が全国平均の5倍と高く、用水路事故が多発しています。岡山県では、2013~2017年の4年間に、用水路、側溝、小川、田畑への転落事故での救急出動は1562件、死亡者は108人でした。私は埼玉県出身ですが、子供の頃に実は用水路や水田に落ちたことがあります。幸いなことと用水路が小さく、水量も少なかったので打撲程度で済みました。もしもっと大きな用水路で水量が多かったらと思うと、いまさならがら背筋が寒くなります。

用水路や側溝は身近にありなあら、案外危険度が高いということを認識すべきでしょう。

用水路事故での死者数がなぜ多いのか?

用水路事故での死者数がなぜ多いのでしょうか?それは用水路事故が統計データとして十分に整理されていないことが一因と考えられます。警察では事故による死者数などを記録していますが、用水路での溺死事故を「水難事故」として記録しているのみで、用水路に転落して頭を打って死亡するような事故など、用水路にかかわる死亡事故の統計がなく、実態が詳しく分かっていませんでした。

交通事故の死者数が長年にわたる多くの人の努力によって減少し続けています。これは、まず交通事故死者数の統計を取って公表し、多くの人や団体に交通事故の悲惨さを伝え、交通事故撲滅に向けて協力を求めてきたことがその一因です。さらにどのような状況・原因で交通事故が発生したのかを分析し、事故が多発する場所などで信号やミラーを設置したり、道路の構造を変えるなどして地道に事故に繋がりやすい状況を改善してきたからです。

このことからまず用水路事故の統計が十分ではなく、問題が多くの人に共有されていないことが問題と言えます。そして問題があるということが分かれば、次は用水路事故を分析し、有効な対策を実施しなければなりません。

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用水路事故で死者数を減らす有効な対策は?

用水路・側溝への転落防止として実施すべき対策はほぼ明らかです。例えば側溝の場合は、側溝を上から覆う蓋(カバー)を設置することが有効です。用水路の場合は、その大きさや水量にもよりますが、部分的に蓋で覆った場合は、蓋の無い所から用水路に転落した後に流されて重い蓋で覆ってある部分に流れていった場合を想定すると、単純に蓋で覆えばよいかどうかは状況にもよります。基本的には柵などを設置し、用水路に転落しないようにする方法が有効でしょう。

このように対策はほぼ明らかなのに、すぐに実施されないのは、その費用を誰が負担するのか、その費用をどのように工面するのかなどが簡単には決まらないからです。また用水路に柵をつけたり、側溝に蓋を取り付けた場合、これらを清掃するなどのメンテナンスに手間がかかるようになるため、協力が得られないこともあるようです。

多くの人の協力を得て、事故によって死亡する人を減らすためには、事故統計をしっかり取ってその危険性を周知していくことがスタートラインになるということでしょう。

まとめ

用水路事故での死者数が多いことについて紹介しました。尊い命を守るためにまずは事故の実態を周知することが大切です。

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