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ノートパソコンはアンチグレアと光沢のどちらが良い?

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液晶ディスプレイは年々高精細・高画質になり、ノートパソコンでも本当に美しい映像が楽しめるようになりました。しかし、テレビとは異なり、ノートパソコンの場合はワープロや表計算、パワーポイントなどの作業を画面を見ながらすることが多いでしょう。案外重要な液晶ディスプレイの反射防止について紹介します。

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ノートパソコンはアンチグレアと光沢のどちらが良い?

日本で販売されている通常のノートパソコンの液晶ディスプレイには、何らかの反射防止が処理が施されています。何の反射防止処理もされていない液晶ディスプレイは、非常に見難く、商品としては問題があるからです。透明なガラスや透明なクリアシートなどで、ちょうど部屋の照明が反射するような角度でそれを見ながら、ガラスあるいはシートの向こう側にあるものを見ようとしてみれば表面での反射が以下にディスプレイを見る時に妨げになるのかが分かるでしょう。

ノートパソコン用の主な反射防止処理には、アンチグレア(AG)とアンチリフレクション(AR)があります。これらのいずれかが通常は施されています。しかし、液晶ディスプレイ表面での外光の反射を、現在のこれらの技術で「(反射率=)ゼロ」にすることはできません。それでも何の反射防止処理も施さない場合に比べると相当な効果がありますので、使用されているわけです。

私は、仕事では長年パナソニックのレッツノートを使用しており、これにはアンチグレア処理が施されています。仕事でメールやワープロ、表計算などを頻繁に使用しますので、目に優しくて非常に使い易いです。高画質の写真や動画を鑑賞する時は、光沢が失われますので(*以前はよくあった写真のプリントの絹目のような感じ)、少々残念な感じです。

プライベートでは、MacBook Proを使っています。いわゆる「光沢」タイプなのですが、液晶ディスプレイ表面にアンチリフレクション処理が施されています。Retinaディスプレイで映し出す高画質の写真や動画を存分に楽しめます。主に自宅で使用しているので、照明が画面に移りこまないような場所で使用すれば、ワープロやメールを利用する時にはそれほど映り込みは気になりません。

このように両方使っていて感じるのは、写真や動画は光沢タイプのディスプレイの方が断然きれいに見えます。長時間、ワープロやメールの作業をする場合は、アンチグレアの方が目に優しいです。ある意味、一般的に言われていることを再確認したことになります。つまり、一般に言われている通りの特性であり、自分が主にどのような使い方をするのかによって選ぶと良いでしょう。ただし、最近は、ノートパソコンメーカーの考え方によって機種が絞り込まれていますので、メーカーや機種を選ぶとどちらかに決まってしまうことがほとんどです。したがって、パソコン選びの一つの要素と言うことになるでしょう。

ノートパソコンのアンチグレアとは?

そもそもノートパソコンのアンチグレア処理とはどのようなものでしょうか?仕組みとしては、画面の再表面に微細な凹凸を形成し、外光が入射した際に乱反射・散乱させるというものです。

通常の「反射」は、「入射角=反射角」という関係があり、写りこんだ像が識別できます。窓に映った自分の姿を見ることができるのもこの関係があるからです。ところが、前述のように再表面に微細な凹凸を形成して、乱反射・散乱を起こさせると、入射した光が様々な方向に散って拡散しますので、映りこんだ像が識別できなくなります。また拡散するということは、一つの方向に行く光の強度が下がることを意味し、反射が弱くなります。

実際、レッツノートなどを部屋で使用していると、画面への部屋の照明の映り込みはほとんど感じられません。かなりの効果があります。しかし、原理的にすりガラスと同じようなものですので、どうしても微小な画像のにじみは回避できません。

ちなみに画面表面の微細な凹凸は、微小な粒子を塗布したり、微細な凹凸を施した型を転写するなどの方法で作製されます。複数のメーカーが手掛けており、同じアンチグレアでも、メーカーによる違いがあるようです。通常は、ノートパソコンにアンチグレアメーカーの企業名は明記されていませんので、ユーザー側が意識することはないでしょう。


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ノートパソコンのアンチリフレクションは?

ノートパソコンの光沢タイプは、通常はアンチリフレクション処理が施されています。液晶ディスプレイ画面の再表面に、厚さと屈折率を制御した多層の層が形成されていて、そこで多重反射を起こし、それらが互いに弱め合って反射光を減衰させるという仕組みです。

高い効果を得るためには、層数を増やすこと、適切な屈折率の材料を使用することが必要です。しかし、コストダウンのために、層数を減らしたり、最適な屈折率ではなく、それに近い屈折率の材料を使用することがあります。したがって、アンチリフレクション処理にどれぐらいコストをかけるかによって、その効果にかなりの差が出ます。

家電量販店などで、複数のメーカーのノートパソコンを見比べてみると、高価な機種ほどアンチリフレクション処理が優れていることが分かるでしょう。

液晶テレビの場合は、ほとんどアンチリフレクション処理が施されています。特に画面を点灯していない状態での表面への照明の映り込みを見ると、アンチリフレクション処理の品質の差が分かるでしょう。

このように液晶ディスプレイの画質対し、表面の反射は大きな影響を及ぼします。アンチリフレクション処理においても反射率をゼロにすることは、実際の製品レベルではできません。そのため他の技術の研究開発も進められてきました。2012年頃に、新しく登場したのはシャープのアクオスに搭載されたモスアイフィルムです。これはナノレベルの微細加工をすることで、アンチリフレクション処理よりもさらに反射率を下げたものです。非常に優れた性能なのですが、表面に付着した指紋などの汚れが取り難くなることが指摘されています。

まとめ

ノートパソコンの液晶ディスプレイ画面に使用されているアンチグレア処理とアンチリフレクション処理について紹介しました。好みに合うものを選びましょう。

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