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iPhoneを選ぶ理由は革新性?折り曲げは?5Gは?

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私は、iPhone 4、iPhone 6、iPhone 8と使ってきたiPhoneユーザーです。iPhone X以降の新しい機種の購入はしていません。最近は、iPhoneの販売不振により、Appleの売上・利益が減少し、iPhoneに関わるJDIや鴻海などへの影響も報道されています。もうiPhoneを選ぶ理由はないのでしょうか?

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iPhoneを選ぶ理由がある?ファーウェイのシェアが拡大!

2018年の世界のスマートフォンの出荷台数は約14億台で、前年度比4.1%減少となりました(米国の調査会社IDCの調査結果より)。これまで急速に出荷台数を伸ばしてきたスマホの市場が、飽和してきたわけです。世界手に見てもある程度スマホが普及したこと、スマホの買い替えサイクルが長くなっていることなどが原因とされています。

スマホの世界シェアは、以下のようになっています。

第1位 サムスン 20.8%
第2位 アップル 14.9%
第3位 ファーウェイ 14.7%

サムスンとアップルがこれまで世界トップと2位を占めてきましたが、ファーウェイは2017年の10.5%から猛烈に追い上げてきました。このままではアップルはファーウェイに第2位を奪われそうな状況です。

もうiPhoneを選ぶ理由が無くなってきているのでしょうか?

iPhoneを選ぶ理由は革新性?折り曲げは?5Gは?

iPhoneは言うまでもなく、故スティーブ・ジョブズが世の中に送り出した世界初の革新的なスマホです。それ以降、iPhoneはスマホの市場を牽引し、ライバルのサムスンのGalaxyと熾烈なバトルを繰り広げてきました。そのiPhoneの最大の魅力の1つは、革新的なイメージです。

iPhoneは毎年新製品を発表し、その度にファンを驚かせるような新しい機能・デザインをアピールしてきました。しかし、どのようなハードウェアでも、毎年モデルチェンジを繰り返し、10年以上も経てば、ハードウェアとして完成度は高まり、成熟してきますので、消費者を驚かせることが難しくなります。また競合のスマホも猛烈にキャッチアップしてきますので、差別化も難しくなります。

アップルは、iPhone Xから有機ELを搭載しました。それ以降、競合のスマホを有機ELを採用するようになり、「これからのスマホは有機EL」という流れを作りました。確かに締まった黒が表示できて、コントラストが高いという点は液晶よりも有機ELの方が優れていますが、色域や斜めから見た時のカラーシフトなどのように液晶の方が画質が優れている点もあります。それでもiPhoneに有機ELを搭載したのは、液晶から有機ELに変わったということで新しさをアピールすること、画面の形状に自由度が高いことなどが要因となっているでしょう。

しかし、スマホ用の高性能な有機ELは、ほぼサムスンが独占的に製造しており、アップルも最大のライバルのサムスンから購入せざるを得ませんでした。サムスンはアップルよりも先に有機ELのスマホを販売しており、画面の周辺部分を曲面にするなどの特徴的なデザインを採用しています。アップルはサムスンよりも後から有機ELを採用し、さすがに画面の周辺部分を曲面にするデザインを真似するわけにもいかず、平面の画面としたため、ディスプレイとしての革新的なイメージは弱くなりました。

さらにサムスンとファーウェイは、画面を折り曲げられるスマホの新製品を発表し、2019年中に発売する予定です。アップルはこの流れにも遅れてしまいました。サムスンから有機ELの供給を受ける立場では、サムスンに先んじて曲げられる有機EL搭載スマホの開発をすることは難しかったのでしょう。ブランドイメージを守るためにも、単純な後追いはできないでしょう。

もう1つ、スマホの分野の大きな技術動向があります。日本では2020年から商用のサービスが開始される5Gです。サムスンとファーウェイは、すでに5G対応のスマホの試作品を発表していますし、両者とも5Gの基地局関連のビジネスも進めていますので、5Gへの対応も有利に進められる状況です。それをさらに強化することになったのは、アップルとクアルコムの訴訟です。クアルコムは5Gスマホ用のプロセサである「Snapdragon 855」を製造しており、これを訴訟相手であるアップルは供給を受けにくい状況になってしまいました。その結果、アップルは5G対応スマホの開発も遅れているようです。

このままではiPhoneの革新的なイメージは、さらに低下していくでしょう。


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iPhoneを選ぶ理由は価格と連携?

2018年に発売されたiPhone XSなどの販売不振の要因の1つとして、価格が高くなり過ぎたことが指摘されています。液晶と比べて有機ELはまだ高いのですが、アップルは液晶の調達においては3社購買体制をとっていたのに対し、有機ELではサムスンのみからの調達となっています。

ビジネスの基本として、同等のものを複数社から調達できるのであれば、買い手側が有利な価格になりやすいです。それが1社のみからの調達となれば、価格交渉力が低下するのは明らかでしょう。アップルはサムスンのように自社で有機ELパネルとを製造していませんので、この力関係のバランスを変えるには、サムスンのライバルとなれるような有機ELパネルメーカーを育てることが必要でしょう。

アップルは、Apple Watchというウェアラブルデバイスでも世界トップです。これはiPhoneと連携させて利用することが前提ですので、Apple WatchユーザーであればiPhoneを使い続けるでしょう。その他、MacBookやiPadなどとも連携機能がありますので、これらを利用している人ならば、iPhoneを選ぶ可能性は高そうです。

アップルは、Apple TVなどの新サービスも発表していますし、必ずしもiPhoneというハードウェア単品ではない魅力で勝負せざるを得ない状況なのかもしれません。

まとめ

iPhoneのシェアをファーウェイが猛追しています。サムスンとファーウェイは、折り曲げ可能なスマホを発表していますし、さらなるスマホの革新に挑んでいます。アップルも新しい挑戦をして欲しいですね。

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