5Gの速度は4Gの何倍なの?LTE-Advancedとは?

5G

5Gのサービス開始が近づき、メディアに5Gに関する記事が多く掲載されています。5Gとは「第5世代移動通信システム」のことで、これまでに第1世代から第4世代まで順次実用化されてきました。5Gが4Gに比べて何倍速いのかについては、記事によって違いがあるようです。なぜでしょうか?

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5Gの速度は4Gの何倍なの?

5Gは高速の通信が可能な最新の移動通信システムです。5Gでは伝送速度が最大理論値として20Gbps(ギガビット/秒)で、これについてはどの記事でも同じ数値を記載しています。

それなのになぜ「4Gの何倍速い」という点で、食い違いがあるのかというと、4Gの伝送速度について何を基準にしているのかが異なるためです。よくあるのが現在のスマホで主流のLTE(Long Term Evolution)の速度を基準にしている場合です。さらに5Gの速度も理論値ではなく10Gbpsとして、「LTEの100倍以上の速度」としてアピールしているものをよく見かけます。

もう一つは、LTE-Advancedを基準にして、5Gの最大理論値の20Gbpsを「LTE-Advancedの20倍」としているものです。

またこれらにおいて、LTEやLTE-Advancedと記載せずに「4G」と記載しているものも多く、混乱を招いています。その原因は、何を4Gと呼ぶかについて、解釈の幅があるためのようです。

4GとLTEとLTE-Advancedとは?

総務省の資料等を見ると、4GとはLTE-Advancedのことです。これは国際電気通信連合 (ITU) が正式に定めた規格を満たしているのがLTE-Advancedだからです。

しかし、3Gがサービス開始になった後に、通信需要の増大に対応するために、3.5Gと3.9Gを順次導入し、マーケティング的にはこれらを4Gと呼んできました。ある程度普及してから、これらを4Gではないとしてしまうと混乱がしょうじるため、ITUは3.5Gと3.9Gを4Gと呼んで良いと認めました。3.9GがLTEでこれがかなり広く使用されています。伝送速度は100Mbpsです。

2016年6月からLTE-Advancedがサービス開始となりました。伝送速度は最大理論値で1Gbpsです。

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5Gの速度は結局4Gの何倍なの?

以上のことから、厳密な最大理論値で言えば、5Gは4Gの20倍の速度ということになります。

それでも他の表現をする記事があるのは、LTEを利用している人がかなり多く、それも最大理論値の速度になっているわけではないので、5Gになった時のスピードアップは20倍どころではないと伝えたいからでしょう。

まだ5Gのスマホは製品として発表されていませんので、実際のところどの程度の伝送速度で使用できるのか不明です。また5Gの基地局の整備もこれからで、日本のキャリアの発表では、需要のある所から基地局の整備を進めるとしています。5Gの基地局は4Gの基地局と連携しながら使用されます。もちろん5Gの基地局がカバーしていないエリアでは、5Gが利用できません。

このような状況を考えるとしばらくは4G(LTE-Advanced)のフルに使用できるスマホが、実質的には高速の伝送を可能にしてくれるかもしれません。技術の進歩は目覚ましく、LTE-Advanced版のスマホのスピードアップについての開発も進められています。

まとめ

5Gに関する記事で混乱しがちな「5Gの速度は4Gの何倍なの?」について解説しました。最大理論値は、あくまでも理論値ですので、実効速度ではありません。2020年になれば、実際にどのぐらいの伝送速度で利用できるのか明らかになるでしょう。

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