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株式投資

好業績で株価が下がるのはなぜ?含み損が増えてるなら危険!

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株式投資をするならば、業績を年々伸ばす有望な銘柄に投資するのが基本です。連続増収増益を達成し、一株利益を増やし続ける銘柄を長期で保有することが成功の秘訣と考えている人も多いです。しかし、好業績の決算発表なのに株価が下がっていくと、下がる理由が理解できず頭を抱えてしまう人もいます。なぜ好業績でも株価が下がるのでしょうか?

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好業績で株価が下がるのはなぜ?含み損が増える!

連続増収増益の銘柄を探し出して購入し、将来の成長を期待して株を保有し続け、ワクワクしながら決算を確認したら好業績なのに、株価が下がり始めたらショックです。まず受け止めるべきことは、「好業績でも株価が下がる」という事実です。現実にそのようなことが起こっている以上、否定しても意味がありません。

それではなぜ好業績なのに株価が下がるのでしょうか?主要なものでは、以下のような原因があります。

1.株式市場から資金が逃避している

2.好業績の決算内容が発表前に株価に織り込まれている

これらについてさらに詳しく解説します。

好業績で株価が下がる理由は資金が逃避しているから

株価を決める要因として、株の需給関係があります。その株を買いたいという人(厳密には数量)が売りたい人より多ければ株価は上がりますし、その反対ならば下がります。さらに出来高の推移なども参考にした、需給関係を重視した投資方法もあります。

東京証券取引所が発表する部門別売買動向を見ると、東証などの株の売買シェアが分かります。年によって異なりますが、これによれば海外投資家の売買シェアは6割以上で、最大勢力であることが知られています。そのため海外投資家が買い越しを続ければ株式市場が上昇トレンドとなり、売り越しを続ければ下降トレンドになる傾向があります。また海外投資家は数ヶ月〜1年以上、買い越しあるいは売り越しの姿勢を続ける傾向もあります。

2018年後半からの日本の株式市場の下落も、海外投資家の売り越しによる影響があります。これほどの下降トレンドとなると、好業績の四半期決算でも株式市場全体の下げに引きずられるように株価を下げてしまうことがよくあります。

このような状況で含み損が広がり続けても、いつか反発すると信じて株を保有し続けるか、それとも株価がさらに下がると予想して損切りするかは、判断が分かれるところです。リーマン・ショック後の株価の暴落も、好業績の銘柄はその後に株価を回復させた銘柄が多いです。しかし、暴落前の株価に戻るまで数年もの長い時間が必要であることも珍しくありませんし、戻らない銘柄もありました。

早めに損切りに成功し、大底で反発を確認してから改めて買った人が最も早く含み益に転換できました。しかし、下降トレンドに入ったことを認識し、損切りの判断をすることも難しいですし、大底で反発を確認して買うことも簡単ではありません。


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好業績で株価が下がる理由は織り込み済みだから

株価を決める要因の1つとして需給関係があることを前述しました。しかし、株価水準を決める要因としては、やはりファンダメンタルズが重要です。通常は一株利益、ROE、営業利益率などが基本となります。これらの経営指標や業種・事業内容などから、適正なPERの水準まで買われることが多いようです。

忘れてはいけないのは、上記の経営指標などを中心とした業績の推移です。何年もの期間、連続で増収増益を続け、毎年最高益を達成していく企業の株が高い評価を受けるのは当然でしょう。企業の成長性に対する期待が株価水準を押し上げます。

ニトリホールディングスは、32期も連続で最高益を更新した優秀な企業です。そんなニトリホールディングスでも、2018年6月の株価19,850円から強烈な下落トレンドとなり、2019年3月22日時点で13,300円まで下げています。これほどの好業績なのに実に33%もの下落です。この大きな下落の始まりは、3〜5月期の四半期決算発表の予想が公表された頃で、その内容は好業績でした。しかし、株価が下げたので、インターネット上で散見されたコメントは、「成長力の鈍化が見られた」との解釈でした。ニトリの高い成長力に対する期待が裏切られたとの意味のようです。

ちなみに株価の下落についての解釈は、必ずしも正確ではありません。膨大な数の株式市場への参加者が、様々な思惑で取引していますし、コンピューターを使った高速のトレードもありますので、その日の株価の動きの原因を瞬時に分析することは困難だからです。ニトリの場合は、時期的に、海外投資家の資金の引き上げが引き金となっている可能性も否定できません。

それでも短期的な株価の変動は時間をかけて修正されると考えると、株価水準に大きくかかわる要因が変化すれば株価水準は変わります。つまり成長性の鈍化はその大きな要因になり得ます。特にこれまでの実績からもっと高い業績を予想し、それが織り込まれていれば、成長力の鈍化は大きな下げの要因となるでしょう。

好業績なのに株価が下げる事例としては、好業績を期待し、株価がそれを織り込んで上昇していて、決算が実際に好業績なのに、わずかに期待を下回ったりしただけで起こり得るわけです。

好業績でも含み損が増える時の対処方法

好業績でも保有株の含み損が増えていく場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?

選択肢は、そのまま保有を続けるか、損切りして売却を続けるかということになります。株価はまだ下がり続けると予想されるなら、損切りして、株価動向を観察する方法がもっともリスクが低いです。需給動向・テクニカル分析なども駆使して、含み損の拡大を抑えましょう。

保有を続けたいならば、まずその企業内で起こりつつある「変化」を分析しましょう。連続増収増益は必要条件です。日本市場には3600以上の銘柄がありますので、あえて業績・成長性の低い銘柄に投資する理由はなく、少なくとも連続増収増益の企業の中から投資する銘柄を選べば良いでしょう。

「連続増収増益」という条件でスクリーニングすれば、かなり候補を減らせます。次にこれまで5年間の売上、営業利益の成長率をチェックしましょう。成長率が10%以下よりも10%以上の方が有望で、10%以上よりも15%以上、さらには20%以上の方が断然有望です。高い成長率の企業ほど、株価水準・PER水準が高くなることが期待されます。それ故に成長率が鈍化しただけで株価が下がることが多いのです。

これらをチェックした上で、成長性が維持あるいは向上しているのであれば、保有し続けてもう良いかもしれません。ただし、株価の反発がいつになるのかは分からず、長期化した場合は、次の四半期決算などが悪化する可能性もあることだけは頭に入れておきましょう。

まとめ

好業績なのになぜ株価が下がるのかについて、2つのパターンについて紹介しました。株式投資で重要なことは、とりかえしのつかないような大きな損失を出さないことです。成功するためにはまずは生き残らなければならないからです。

本記事は株式投資の勧誘を目的としたものではありません。株式投資では、株価が下がって損失が発生することがあります。投資は必ず自己責任で行うようにお願いします。

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