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株式投資

東証1部上場基準変更になるのか?株価への影響は?

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世界的な株安が続き、日本の株式市場の低迷しています。その中でも、業績好調ないくつかの中小型株の低迷が厳しいような印象を受けます。それと関連しているのかは定かではありませんが、東証1部への上場基準を変更する可能性があるとの報道がなされています。以下に紹介します。

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東証1部上場基準変更になるのか?

東証(東京証券取引所)は、2018年10月に市場区分の見直しを議論する有識者会議「市場構造の在り方等に関する懇談会」を設置しました。市場区分の中では東証1部が頂点ですが、現行のルールの下でこれまで多くの企業が東証1部となり、そのステータスにふさわしいうないような企業が多数存在することがその理由のようです。2019年1月に東証から「市場構造の在り方等の検討に係る意見募集(論点ペーパー)」が提出され、広く意見を募集しました。2019年3月末を目処に懇親会が答申をまとめる予定です。

「週刊 東洋経済 2019年 3/2号」(以下のバナー参照)などで、関係者への取材などを基に東証1部への上場基準変更についての記事を掲載しています。

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この記事によれば、同誌は以下のように東証1部上場基準が厳格化されるのではないかと予想しています。
1.時価総額500億円
2.社外取締役比率3分の1
3.親子上場の子会社

これらの詳細については同誌をご覧ください。以下、時価総額500億円という基準が導入された場合について考えてみます。

東証1部上場基準が変更されると降格される?

時価総額500億円という上場基準に変更された場合、その新ルールが施行されて以降は、当然のことながら上場基準を満たさなければ東証1部に上場・昇格できません。しかし、それよりも気になるのは、すでに東証1部の企業がこの基準を満たさなかった場合は、降格になるのかということです。降格となると、次項で述べるように株価への影響も考えられますし、新卒採用や従業員の社会的信用(ローンの借りやすさなど)など、いろいろな影響があります。

今後の東証の発表を冷静に確認する必要がありますが、現行ルールでも上場基準とは別に上場廃止基準が定められているということに注目すべきでしょう。つまり、上場基準を満たして東証1部に上場できた企業が、その後、何らかの理由によって上場基準を満たさなくなった場合でも、即座に上場廃止とはならないわけです。新たな上場基準とともに、新たな上場廃止基準が定められるはずですので、それを確認する必要があります。

また上場基準と上場廃止基準の変更は、極めて大きな影響を生じますので、常識的に考えて、基準の発表から施行までにある程度の期間が設けられるでしょう。前述の東洋経済では、早ければ2020年4月に導入と書かれています。上場廃止基準については、施行後にも時価総額ならばある期間の平均値で判断する可能性があり、即座に上場廃止や降格にはならないでしょう。株価は日々変動しますので、時価総額はある期間で見なければ評価しにくいからです。

このような状況から、東証1部で時価総額が500億円以下の企業は、東証1部上場を維持するためには株価を上げなければならない可能性が高く、経営者の手腕が問われます。


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東証1部上場基準変更による株価への影響は?

東証1部に昇格する銘柄を先回りして買い、昇格後に売って儲けるコバンザメ投資法が有名です。これはイベント投資の一種です。つまり、東証1部昇格により、株価が上昇する可能性が高いと考えられ、適切なタイミングで買えば高い確率で稼げると期待されるからです。その根拠の一つが、株の需給に関するものです。

東証1部に昇格すると、その銘柄はTOPIXに組み込まれます。TOPIXに連動する投資信託・ETFは多数あり、TOPIXに組み込まれれば、それらのファンドはその株を買わなければならず、買いが集まります。これが株価の上昇につながるということです。最近は、この方法が知られてしまったので、ある程度もっと先回りをしようとする人が増えましたので、必ずしも上場前に買えば設けられるとは限りませんので注意が必要です。しかし、確実に「買い」を集められるイベントとしては一定の説得力はあるでしょう。

このことから容易に理解できるのは、東証1部から上場廃止・降格になるときの株価の下落です。TOPIXから外れることになりますので、ファンドからは必ず売りが出ます。それが株価を下押しする材料となるでしょう。最近の中小型株の株価の低迷は、この種のものとの憶測はありますが、本当にそのようなメカニズムによるものなのかを確認するすべもありません。

また海外のファンドや機関投資家などは、必ずしも東証1部であるのか否かによって投資の判断を下さないという意見もあります。有望な企業であれば投資するというわけです。しかし、ファンドや機関投資家は運用資産が大きく、時価総額で300億円以下の企業には投資し難いことも事実です。自分の売買で株価が大きく動いてしまうからです。いずれにしても業績を向上させて、時価総額を高めていくことが必要です。

まとめ

東証1部上場基準変更について紹介しました。法律やルールは完全ではなく、また永遠でもありません。人間が作り出したもので、長所もあれば短所もあり、弊害が大きくなれば修正しなければなりません。今回の東証1部上場基準変更が施行されたとしても、市場が良い方向に変わっていくことを願います。本記事は株式投資の勧誘を目的としたものではありません。株式投資は、株価が下がり損失を被ることもありますので、自己責任でお願いします。

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