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株式投資

株で含み損になっても売らない?損切りする?長期投資では?

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2018年は7年ぶりに日経平均株価が年間で下落となりました。2018年の終値は2万0014円77銭で、年間で2750円(12%)の下落です。個人投資家の多くも2018年の投資収益がマイナスとなったと考えられます。保有株が含み損の状態になっている人も多いでしょう。含み損となった株は売らない方が良いのでしょうか?それとも損切りした方が良いのでしょうか?

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株で含み損になっても売らない?損切りする?

おそらく日経マネーなどのマネー誌などで、近い将来に個人投資家調査が行われ、2018年の投資収益について発表されるでしょう。しかし、これまでの調査などを見ていても、日経平均株価が二桁の下落となれば、過半数の個人投資家の投資収益はマイナスとなっていると予想されます。

個人投資家の投資方法にもいろいろあります。平均的な投資期間という点でも、短期の株価の動きを利用する方法や中長期の投資に取り組む方法など様々です。ここではファンダメンタルズがよく、売上・利益の両方が毎年伸びていくような企業の株を買い、中長期で保有するという投資方法を基本として考えます。私は、この投資方法を「連続増収増益株投資」と呼んでいます。

私は、株式投資を始めた頃に、「世界一の投資家」と呼ばれる米国の著名投資家のウォーレン・バフェットの投資方法を学びました。そしてそれを日本株に対して実践しようとすると、銘柄選択の基準が厳しすぎて、自信を持って買える株が見つけられませんでした。そこで、まずは5年間連続増収増益を達成している銘柄をリストアップし、その中からさらに厳選して絞り込み、投資するようにしています。そして連続増収増益が途切れたら、売却するようにしています。保有期間は中長期です。

基準は人それぞれ異なっても、このように売上・利益が伸びていく企業の株を買って、中長期で保有する投資方法を実践する個人投資家は多いでしょう。これは企業の成長とともに株価が値上がりすることを期待するもので、ある意味投資の王道と言える方法です。しかし、そんな投資方法でも、株式市場が大きく下げる時は含み損が出ることは珍しくありません。含み損となった保有株を売らない方が良いのか、損切りした方が良いのか悩むかもしれません。

どちらを選択すべきかについて、いくつかの視点で判断すべきですので、以下でさらに詳しく述べます。

連続増収増益銘柄でも含み損になる

まず「世界一の投資家」と呼ばれるウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイは、1965年以降の49年間で平均投資収益率が年間約20%という驚異的な成績を達成しました。これは1.2の49乗が約7584であることからも、その凄さがよく分かるでしょう。

そんな驚異的な投資成績を上げたバークシャー・ハサウェイでも、年間の投資収益がマイナスになったことが49年間で2回だけあります。ちなみに同期間にS&P500指数が配当込みでマイナスになったことは11回ありました。バークシャー・ハサウェイがマイナスとなった年には、S&P500指数(配当込み)もマイナスになっています。

ウォーレン・バフェットは、いろいろな本などで解説されているように、有望な株を買って中長期で投資する方法です。そんな世界一の投資家でも、株式市場が下げた年には投資収益がマイナスになったことがあるわけです。これはいわゆるバイ・アンド・ホールドの中長期の投資であれば避けられないことでしょう。したがって、2018年に年間の投資収益がマイナスになっても、必ずしも投資方法が間違っていたとは言えません。したがって、慌てて投資方法を変更しない方が安全でしょう。

バークシャー・ハサウェイがなぜ年間投資収益がマイナスになった年が2回あっても、49年間で高い投資収益を達成できたのでしょうか?その理由の1つは、マイナスになった時でもマイナス幅を小さくできたからです。このことが非常に重要です。


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株で含み損になったらやるべきこと

含み損は、購入した時の株価よりも株価が下がることで発生します。できるだけ安い株価で買えば、含み損が発生する確率も低くなりますので、安く買うことが如何に重要であるのかがよく分かります。実際には、購入後に一度も含み損が発生しないということは通常はありませんので、含み損が発生しただけで失敗と考えるのは極端です。将来、株価が上がり、含み益さえ出ればよいわけですので。

したがって、少々の含み損が出ただけでその度に損切りするという方法も私は推奨できません。購入株価よりも10%程度下がるなどということはよくあることで、その度に損切りすると、損が着実に積み重なり、いわゆる「損切り貧乏」になる可能性が高いからです。もちろん、さらに株価が下がって含み損が拡大することも避けたいです。もともと将来、売上・利益が拡大し、株価が上昇することを期待して購入したはずですので、そのシナリオが変わっていないのかをチェックしましょう。例えば、連続増収増益がストップするような状況でしたら、損切りを検討しても良いかもしれません。

株の購入時と変わらずに、今後も連続増収増益が続く見込みであれば、基本的にはそのまま保有し続け、含み損の解消を待つ方が良い結果に結びつく可能性が高いでしょう。その間、一株利益だけでなく配当も増えていくようであれば、保有しているだけで徐々に損失は減っていきます。

平均購入株価を下げる方法としてナンピンがあります。保有株が有望であることに自信があるのであれば、ナンピンも1つの選択肢になります。しかし、ナンピンした後にさらに株価が下がれば含み損が拡大し、株価が反転するまでナンピンは報われないことは肝に銘じておきましょう。実際、2018年には私も含み損のある保有株をナンピンしました。これにより平均購入株価を下げることができたのですが、さらに株価が下がったために含み損が拡大し、精神的に辛い状況となっています。この辛さに耐える自信がなければ、ナンピンは止めておいた方が無難です。

まとめ

株で保有株に含み損が出た時にどうするべきかについて紹介しました。売上・利益が伸び続ける企業であれば、必ずどこかで株価は反転するでしょう。

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